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40 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
タイトルに惹かれたけど…,
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レビュー対象商品: 楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲― (単行本)
インド好きなので,タイトルに惹かれて読んでみました。実在するホテルの名前がたくさん出てきたり,カルカッタのサダルストリートの雰囲気が良く伝わってきて,その点はおもしろかったです。 でも,内容としては読み進むうち,展開にイライラしました。 イライラする女の,捨てられても殴られても男に縋るイライラする恋愛物語としか思えませんでした。 酔った男に殴られて,逃げようと思うけど泣いて謝られて許す,というのも,陳腐でステロタイプだけどあり得ることだと思います。 でも,最初の恋人との別れを決意するまでが,もう「そこまでやられてんだから捨てられてんだよ!早く覚悟決めろよ!」と叫びたくなるほど冗長なのに,次の恋人ができるとあっさり忘れてる?! それに,主人公を含め出てくる主要人物の過去や家族の構図が必ず似通っていて,それが「傷」の原点のはずなのに,その根深さが現在に与える影響がよく分からない。何だか,似たもの同士が集まっているだけに終始している。 そして,最後は精神世界行き? 著者が舞台をインドに設定したことにどれほどの意図があるのか分かりません。 そして,著者がインドを訪れたことがある人ならば,何より,「インドを一人で旅行する人というのは,心のどこかに傷をかかえている」というのはやめて欲しい。
29 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
安物,
By カスタマー
レビュー対象商品: 楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲― (単行本)
自分が生きていることに意味を見出せない人が、何でもいいから表面的には過激なものにすがって意味を見出すという典型的な小説。それにしても、あまりに安っぽい暴力。安っぽい愛。人間てこんなもんですか。現実ってこんな安っぽいですか。情けなくて泣きたくなりました。文章も情緒的で冗長。作者と読者で「弱さ」を「癒し」あいたい人にはこの冗長さがたまらないんでしょうが。
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
賞どころか、読むに値しない本,
By 岸 (奈良県王寺町) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲― (単行本)
全く無名の童話作家が、このような電話帳のような長編を、講談社のような大出版社から出版できることに、勇気が与えられる。出版文化的には意義があろう。しかし…。「生きる価値を見出せない者が猥雑な地に旅に出て…」というプロトタイプの設定、安っぽい愛と暴力の連続、シラケたオチ…。「泉鏡花賞」を受賞したとのことで、尊敬する五木寛之氏のコメントがあったため、手にとってみたが…。この賞の列に加えるに値しないのは当然のこと、それ以前に、そもそも読むに値しない本だと思う。特に、この人の童話を読んだことのある人は読まない方がいい。作者に対する「幻想」がさめるだろうから。もっとも、この本の副題は「カルカッタ幻想交響曲」だから、これまでの読者を捨てたかったのかな?
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