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池澤氏の思索の底にあるのは、人類がとくに第二次大戦後に、急速に自分たちの生きる環境を作り変えてしまったことに対する疑義でしょう。生きる環境は変えられても、生物としての人間はそんなにすぐ変化できない。変化は、種としてのニンゲンの死につながるのではないか、そんな思いが伝わってきます。ノンフィクション好きはもちろん、ノンフィクションは普段あまり読まない人でも楽しめる作品になっていると思います。
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