2007年4月に封切られ,200万人以上を動員した大ヒット作品です。面白いことに,ほとんど同じ時期に封切られて全然相手にされなかった「青い自転車」が,これまた同時期に日本でDVDリリースとなるみたいですが,日本のユーザーがどのような反応を示すのか楽しみですね。
私が見たのは「風の伝説」以降久々の銀幕出演となるパク・ソルミssi目当てでした。
劇中の彼女は,島に赴任する前の経歴は不明という謎の人物で,明るく可愛い女教師クィナム役に扮し,村で起きる殺人事件のカギを握っています。
しかし,本作が韓国でヒットした要因は彼女ではなく,映画の主要な観客層である20〜30代の女性から支持の高いパク・ヘイルssiを主演に起用したことや,最後まで緊張感の解けないミステリックな展開が「殺人の追憶」をほうふつとさせたことだったようです。
こう書くと“ミステリー映画なのかな”と思われる方もおられると思いますが,実は,あまり真面目にミステリーを追求する作品ではないことが,出だしの人間の生首入りチゲから分かってしまいます。
そして,この衝撃的な出だしを過ぎると,後は何のことはない謎解きを無難にまとめただけという作品になってしまいました。
私的には,パク・ソルミssiが,今までとはうって変わった表情豊かで笑顔こぼれる演技を披露していて,これこそ彼女本来の持ち味といった感じでとても魅力的でした。