団塊の世代が定年を迎えると、どうなるのかということについての小説。決して「極楽」な会社の話ではない。
ストーリーは、団塊世代とそのジュニア世代の考え方の違い、育ってきた経済環境の違い、サラリーマンと主婦、男と女の違い、
などを見せながら、定年になった主人公が、サラリーマン時代に戻り、ほんとうはそうなりたかったサラリーマンに
どうなろうとして、現実社会がそこにどう忍び寄ってくるかという話。
軽快なテンポで書かれているので、気軽に読め、展開も早くおもしろい。
この本を、定年を迎える人に贈ろうかと思って、読んでみたのだが、けっこう人を見る本なので、
定年のプレゼントにしたい人はちゃんと読んで、見極めが必要だと思う。
自分の定年まで、あと10年だが、その時、どう感じてどうするのだろうかとも、ちょっと感じながら読んだ。