「プレジャーズホテル東京」。世界最高峰とされるその一流ホテルで繰り広げられる、もどかしくて切ない、柔らかな大人の恋。
甘くてちょっと切なくて、でもハッピーエンド。だから、安心して読めます(笑)。
でも、話の展開に大きな山や谷を求める方にはちょっと物足りないお話かも。終始柔らかく情感のある文章で書き連ねられた、まさに「大人の甘い恋」といった具合。ふゆのさんの文章は安定していてとても読みやすいので、良い意味でサラッと読み進められます。
物語の舞台・プレジャーズホテル東京の総支配人、地位・実力・容姿・洗練された仕種…全てを兼ねそろえた優しく完璧な男、瀧澤右近(38)。
ホテル業務を好きか?と問われ「大好きです」と純粋な想いを躊躇いなく口にすることの出来る真っ直ぐな青年、友近侑(28)。
友近が瀧澤に憧れるのはもう必然といったカンジです。(完璧すぎ…・笑)恋愛模様も洗練された大人なムードです。
Hシーンは最後のほうに1回(2回?)ですので、それを期待される方には物足りないかもしれないです。が、最中でさえも大人な瀧澤支配人には思わず拍手!(笑)。いや、本当に素敵です。…でもちょっと意地悪なのですが、そこはそれ、そんなところも魅力の一つです。
高宮東さんの細く柔らかなタッチのイラストが凄くマッチしていて、お話に華を添えています。