内容紹介
ついにシリーズ最終巻! 鳴と颯音の恋の行方は
南の半島を手中におさめ、さらなる領地拡大を目論む青津野。青津野とかれが手足として使う異能者集団〈狐〉を崩壊させるために、鳴と颯音は本拠地へと乗り込むが、敵の策略により鳴はさらわれてしまう……。
内容(「BOOK」データベースより)
(助けて。助けて、颯音―!)遠雷の咆哮を響かせ、牙を剥いた獣が鳴に襲いかかる。鳴の意識は、闇へと落ちていく。―二人でともに生きる。颯音と交わした約束を何度も繰り返しながら。激しく地が震えた。春惜月の出来事から一月。城下町で「狐」の情報を集める鳴と颯音。しかし、青津野の巧妙な罠により鳴は敵の手に落ちてしまう。鳴を救い出すため、そして自らの過去に決着をつけるため、颯音は青津野に反旗を翻した領民らと共に町へ突入する。そして、遂に宿敵・青津野刑部がその本性を現す―!大いなる戦の前触れに揺れる、時は五百年の昔。異能の力故に“業多姫”と呼ばれ恐れられた少女と、心を持たない間者として育てられた少年。孤独な二つの魂が出会い、全ての運命は動き出した―。第二回富士見ヤングミステリー大賞準入選作「業多姫」シリーズ、遂に完結!これは、戦乱の世を駆け抜けた、少年と少女の物語―。