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楕円とガイコツ―「小室哲哉の自意識」×「坂本龍一の無意識」
 
 

楕円とガイコツ―「小室哲哉の自意識」×「坂本龍一の無意識」 [単行本]

山下 邦彦
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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キャンペーンおよび追加情報

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

常に音楽創造者の立場から革新的批評を続け音楽界に衝撃を与えてきた鬼才・山下邦彦が放つ決定的音楽批評!ポピュラー音楽批評の新たなる金字塔!小室哲哉と坂本龍一を軸にビートルズ、キース・ジャレットから宇多田ヒカル、椎名林檎まで、音楽の快感を生み出す原理の秘密に迫った、音楽ファンと音楽創造を目指す人に贈る最高に「使える」1冊。

内容(「MARC」データベースより)

小室哲哉と坂本竜一を軸にビートルズ、キース・ジャレットから宇多田ヒカル、椎名林檎まで、音楽の快感を生み出す原理の秘密に迫る。音楽創造者の立場から革新的批評を続ける著者による音楽批評。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: 太田出版 (2000/03)
  • ISBN-10: 4872335082
  • ISBN-13: 978-4872335088
  • 発売日: 2000/03
  • 商品の寸法: 21 x 15.4 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 613,547位 (本のベストセラーを見る)
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24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 いやー、すばらしい!, 2003/6/15
レビュー対象商品: 楕円とガイコツ―「小室哲哉の自意識」×「坂本龍一の無意識」 (単行本)
作曲を志す方にはぜひとも読んでほしい1冊です。
私小説チックでミステリーテイストな感じ(?)がいちいち鼻につきますが、
それを差し引いても絶対読むべきでしょう。
著者が「つい最近まで尊敬していた」小泉文夫を槍玉にあげ
小泉理論を部分引用して多少の曲解・揚げ足取りを織りまぜながら
持論を展開していくやりかたには少々辟易しちゃいますが、

ま、それでも!読んで損はないでしょう。
(著者は考え方がコロコロ変わる方なので、坂本や小室が槍玉にあがる日も近い?!)

それにしても、長すぎますね。この本。
無駄話を省いてうまくまとめれば10分の1で済んだろうに・・・

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 様々な歴史のつまった一冊, 2009/2/15
レビュー対象商品: 楕円とガイコツ―「小室哲哉の自意識」×「坂本龍一の無意識」 (単行本)
僕は5年前、音楽製作をやり始めたときに、山下さんの本を読んで理論を研究していました。
この本の前までの理論の根幹だった「メタ・ブルース」理論が発展的に解体し(否定しているわけではない)、さらに新たな段階へブレイクスルーしていった経緯を見て、本当に感動したのを覚えています。

去年著者による坂本龍一の本が新しく出ましたが、その坂本龍一も新しく全30巻の音楽全集シリーズを刊行するとのことで、なんというか、次世代に残すための、新しい音楽(の理論や教養)の「スタンダード」となるものを提示しようとしている、そういう意志のようなものを、両者に感じます。

そして小室哲也は、去年事件によって逮捕されてしまいましたが、純粋に音楽をクリエイトする喜びに溢れていた頃の(売り上げなどでない)音楽そのものの輝きが、再評価されても良いように思う。そしてまた再び音楽そのものの力によってカムバックしてくれるのではないかと、僕は信じています。
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43 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 この音楽批評には「客観」が欠落していないだろうか, 2005/5/31
レビュー対象商品: 楕円とガイコツ―「小室哲哉の自意識」×「坂本龍一の無意識」 (単行本)
 この作者には批評に重要な「客観」というものが決定的に欠けているのではないか。音楽至上主義といえば聞こえが良いが、ポピュラー音楽の領域を扱いながら、社会的、文化的な要因はおろか、曲との関連で当然触れるべきと思われる詞についてさえ、ほとんど言及がない。

 あるいは「B'zや浅倉大介は小室哲哉の源泉に触れることは出来ず、小室を継承しているのは宇多田ヒカルや椎名林檎である」という文脈がある。しかし、ここではB'zや浅倉大介の音楽に関する分析、小室哲哉との差異については触れられていない。

 「ペンタトニック」はアジア人を差別する、「ブルーノート」は黒人を差別すると言ったエキセントリックな持論も、論旨が独善的な上に、論の構成、展開も行ったり着たりで体をなしていないため、説得力を持たない。

 もし音楽理論のわからない人間には理解不能というのなら、それは作者が本書で展開している西洋音楽に対する反発と矛盾する思考だろう。

 作者は“ピンク・レディーには「声の記憶」がない。20年前のピンク・レディーが現在、輝きを持っているでしょうか”と問いかける。作者の音楽理論的には否定されるピンク・レディーの記憶を、その輝きとともにいつでも呼び起こせる人間も残念ながら存在するのだ。

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