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楊家将〈上〉 (PHP文庫)
 
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楊家将〈上〉 (PHP文庫) [文庫]

北方 謙三
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (35件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第38回(2004年) 吉川英治文学賞受賞

内容紹介

『水滸伝』『楊令伝』に脈打つ楊家の魂、ここにあり!
宗建国の英雄・楊業とその一族。過酷な運命のなかで光り輝き、青面獣楊志、楊令にも語り継がれた漢たちの熱き闘い。

中国で「三国志」を超える壮大な歴史ロマンとして人気の「楊家将」。日本では翻訳すら出ていないこの物語が、作家・北方謙三により新たなる命を吹き込まれ、動き始めた。
物語の舞台は10世紀末の中国。小国乱立の時代は終わりを告げ、中原に残るは北漢と宋のみ。楊家は北漢の軍閥だったが、宋に帰順。やがて北漢は滅び、宋が中原を制する。
その宋の領土を北から虎視眈々と狙うのが、遼という国。強力な騎馬軍団を擁するこの国は、宋の一部であった燕雲十六州を奪い取り、幼い帝を支える蕭太后の命により、南下の機会を窺っていた。
奪われた地を取り戻すのは宋王の悲願――。外様であり、北辺の守りを任されている楊家は、遼との血戦で常に最前線に立たされる。
楊家の長で「伝説の英雄」として語り継がれる楊業と七人の息子たちの熱き闘い。
苛酷な運命のなかで燦然と光を放った男たちを描き、第38回吉川英治文学賞に輝いた北方『楊家将』、待望の文庫化。

登録情報

  • 文庫: 381ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2006/7/4)
  • ISBN-10: 4569666582
  • ISBN-13: 978-4569666587
  • 発売日: 2006/7/4
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (35件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 楊家将。宋の時代の初めに中国北部で、契丹族の「遼」との戦いで活躍した楊一族の物語である。描かれている時代は、西暦にして九七〇年~九八〇年のころであろうか。

 「楊家将」というのは中国では「三国志」「水滸伝」と並び称されるほど人気ある物語であるという。史実をもとに後世の人が様々な脚色をつけて「楊家将演義」「北宋志伝」という書物に描かれている。ただ専門家によれば、これらの小説のデキがイマイチで、小説よりも「京劇」で人気を博し有名になったようである。書物が不人気だったために日本では、あまり知られておらず、邦訳された「楊家将」の小説としては、この北方版が初めてであるという。
 「楊家将演義」では、主人公・楊業から数世代に渡って物語は続くが、本書で描かれているのは第1世代、第2世代までである。

 北方が描いた「三国志」や「水滸伝」を読んだ人なら、お分かりと思うが、北方の歴史小説が面白いのは「男の生き様の描き方」「戦闘、とくに騎馬軍団を使った戦闘シーンのリアルさ」ではないだろうか。もちろん本書でも、その特徴はいかんなく出ている。

 生粋の軍人である楊業は、戦で功を立てられればそれでいいという、まっすぐな男だ。北漢が宋に征服される前に、宋に帰順した。宋では外様だった。それが、宋王朝の文官たちや、昔からの宋の軍人たちからは妬まれた。宋は兵士の数では勝るが弱兵ばかり。対する遼は、騎馬民族だけあって強兵ぞろいだ。遼は楊家の軍勢だけを恐れていた。

 そうした中で楊業以下7人の息子をはじめとする楊家軍は、最前線で遼の強兵と戦う。
 とくに騎兵戦を特異とする遼随一の名将「白き狼」耶律休哥との戦いは、手に汗握る駆け引きである。
 千年前の中国にタイムスリップしたかのように、生き生きと戦う男たちと出会える一書である。

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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
泣けます 2003/12/31
By lemonerika 殿堂入りレビュアー
形式:単行本
楊一族が、宋の家臣となってから、遼との決戦までを描きます。
楊一族の長、楊業を中心に、性格も考え方も異なるが、戦上手の7人の息子達。対するは、遼の「白き狼」と恐れられる戦の天才と、遼軍最強の騎馬隊。外様としての宋の中での権力争い、そして遼との一進一退の小競り合いの後、時は熟していく。両軍最強の部隊どおしが、ぶつかります。

泣けます。戦に生きる男の生き様、友情、親子の情、勇気、卑劣、野望。激しい戦の中で、人間のいろいろな姿、生き方が、浮かび上がります。そして、最後の決戦では、泣けます。

小競り合いを含め、戦闘シーンが比較的多く、かなりスピード感がある本です。騎馬での戦闘シーンなど、同じ著者の三国志の熱い戦いが蘇るような感じでした。

途中で、読むのやめられなくなりますので、ネンのため。
上下巻、ぜったい、一緒に買っとくべき本です。

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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
日本では全く知られていない「楊家将」だが、中国では「三国志」「水滸伝」と並び民衆から絶大な人気を博している物語。ただ原典(楊家将演義)の出来がイマイチなため、中国では文学というより京劇の人気演目と位置づけられている。
さてこの“北方版”楊家将。宋の軍人として戦いに散った楊業一族を主役に据えた以外はほぼ原典から逸脱、その点では張飛を妻帯させるなどした北方版「三国志」同様、掟破りの北方ワールドが炸裂している。という訳で、本作を読んだだけで中国人と「楊家将」を論じたりすると、話が噛み合わないから要注意。
絶対的に頼れる武将の父親と個性豊かな七人の息子、一族を取り巻く一癖も二癖もある武官・文官、さらには敵国の武将に至るまで全てのキャラがしっかりと立っており、「そうだ、男はこう生きねば」と雄々しい気持ちにさせられてしまう小説だ。
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投稿日: 7か月前 投稿者: JOKER
系譜
同著の水湖伝、楊令伝と繋がる系譜が素晴らしい
上記2作品と合わせて壮大な物語を構成している
投稿日: 9か月前 投稿者: syoku
どんな歴史小説より勢いがある。
これほどまでに熱中して読めた小説はなかなかありません。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: bf08
自分には合いませんでした。
北方謙三の作品を読むのはこれがはじめてなんですが、ちょっとがっかりしました。 皆さん評価が高いようですが私には正直おもしろさがわかりませんでした。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 秀家
水滸伝の合間に
楊志の最期を読んで、興味が湧きました。期待とおりでした。
投稿日: 15か月前 投稿者: s.k.
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投稿日: 20か月前 投稿者: 夕月
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投稿日: 23か月前 投稿者: 可児才蔵
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投稿日: 2009/7/21 投稿者: hamachobi
血涙まで一気にお勧めします
三国志に比べると戦の描写が多く、
展開が早いので常に先を読みたくなる本でした。
この後ストーリーが完結する『血涙』まで... 続きを読む
投稿日: 2009/2/14 投稿者: もれしゃん
『楊家将』(上/下)
日本初の『楊家将演義』を題材とした内容だっただけに強い期待を寄せていました。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/19 投稿者: 斥奉
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