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楊令伝 2 辺烽の章 (集英社文庫)
 
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楊令伝 2 辺烽の章 (集英社文庫) [文庫]

北方 謙三
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

旗を託されし男・青面獣が、遂に帰還
北の地で苛烈な戦を繰り広げていた幻王の正体は、楊令だった。燕青と武松は楊令に梁山泊への帰還を求め、一方、呉用は南の地で宗教反乱を起こそうとする方蝋のもとに潜入する。(解説/北上次郎)

内容(「BOOK」データベースより)

北の地で苛烈な戦をしていた幻王の正体は、楊令だった。燕青と武松は梁山泊軍への合流を求めるが、楊令は肯んじない。一方、呉用は、江南で叛乱をもくろむ方臘のもとへ趙仁と名乗って潜入していた。梁山泊軍との決着を待ち望む童貫は、岳飛という少年に目をかける。呉用と楊令は会合を持ち、今後の戦略について話し合う。国を揺るがす動乱が、北と南で始まろうとしていた。楊令伝、戦端の第二巻。

登録情報

  • 文庫: 400ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/7/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087467155
  • ISBN-13: 978-4087467154
  • 発売日: 2011/7/20
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 楊令と燕青との会見の場から始まる第二巻。
 幻王と名乗り、正体を隠してきた楊令を燕青と会わせることで、主人公がついに表舞台へ登場する。
 一方で、厳しい戦を続けてきた彼等が、一敗地にまみれ、雌伏を余儀なくさせられている間に、
志について、人の生き方について悩み、そして、さらには宋を倒した後の世のことまで思いをいたす。
 それぞれの登場人物が語る、それぞれの想い。
 北方謙三のリアリズムの真骨頂というべき一冊ではなかろうか。
「だって、3年間ただ恨みをもって生きてきたわけないでしょう。志だって、多少変形するかもしれない。
 戦い続けてきた人間が戦いに敗れて、ふっと振り返った時、疑問やら反省やら、無力感やらにさいなまれて
当たり前じゃないの?」という、著者の声が聞こえるような気がする。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
水滸伝ではそれぞれの漢(おとこ)の死に様に泣き、
楊家将〜血涙では武人としての哀れさに涙しました。
この楊令伝も、その続きが読みたくて直ぐに手に取ったのですが、
第二巻を読み進むにつれて、私の思考はものの見事に覆されました。

楊令伝は、宋・遼・金の三つの国をめぐる歴史的な動きの中で、
いかに生きるかを模索する漢(おとこ)達を描く、という水滸伝の流れは汲みつつも、
その中に、さらに替天行道の志に、もう一つの対立軸を作ったことによって、
これまでのシリーズではあまり感じなかった、国家サスペンスの醍醐味も増してきたように思います。

三国の存亡を問う闘争のなかに、自分自身の存在意義をかけて臨む不屈の男達の物語が、
第二巻からいよいよ動き出します
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
創作小説 2008/12/13
形式:単行本
水滸伝の続編となっている楊令伝。

歴史小説というよりは、時代小説という感じで
著者の創作がだいぶ入っています。

金の建国から、南宋の英雄岳飛の登場までも
盛り込まれ、贅沢な構成となっていますが、
それぞれの人間関係は史実と異なり北方ワールドです。

本作しか知らない場合は十分楽しめるのですが、
同時代を描いた他の作品を知ってしまうと
違和感を感じてしまいます。

著者の描く漢たちの生きざまは面白いです。
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