日本で最初のメーデーが行われる会場。
集まった労働者たちが暴徒化しないように巡回する警察官たち。
そんな中、喧嘩に発展しそうな喧騒の真っ只中に、「あなた方を逮捕します」と割り込む椿。
しかし、女性の社会進出が始まったとはいえ、まだまだ男尊女卑の世の中。
「身の程をわきまえろ」と怒鳴り返され、思わず反論しようとするが、居合わせたかの子に静止される。
結局、険悪な雰囲気を察してか本物の警察官たちが現れ、群集は散らされるが・・・。
その警官たちへ陰口が飛ぶ。
「お上の権力をカサに、やりたい放題やりやがって」
寄宿舎に戻った椿が思わず独り言をつぶやく。
「警察官って嫌われているお仕事なのでしょうか・・・」
その日、珍しく早い時間に登校してしまった椿。
彼女の部屋には、いつも肌身離さず持っていた警察帽が机の上に置かれていた。
かの子に問われ、椿は今の気持ちを打ち明ける。
「どうして警察官に憧れたのか判らなくなってしまった」
そんな時、椿の父が寄宿舎を訪問する。
「警察官になりたいと手紙に書いてきた椿に、渡しておかないといけないものがある」と1つの箱を伴って。
そして椿を心配するかの子に椿の過去が語られる。
椿の身の上を知ったかの子が見守る中、父が置いていった「箱の中身」をみて、警察官への憧れを見失っていた椿は、警察官への気持ちを取り戻す。
警察官に憧れる気持ちを取り戻した椿は、高見巡査長らいつもの警察官たちの後を追いかけていたが、川の氾濫を食い止めるために活動する姿に、逸る心を募らせていった。
そんなある日、プティに招かれて彼女の家を訪問した椿は、ある人物を紹介される。
「警察署署長北野政一警視正」
後日、椿は警視庁を訪れる。
「特設婦女子警察官候補生」の一人として。
この巻で椿の身の上と過去が明らかにされました。
にしても・・・。
引っ込み思案の「かの子」が「きょぬーキャラ」とは驚きましたね、ハイ。
じゃなくて!
今回も沢山の付箋が飛び交いますね。
椿の父の名が「政二」で署長の名は「政一」
なにやらこのあたりにも「なにやら」ありそうです。
ようやく2巻が出たばかりですが、3巻が待ち遠しいです。
婦女子警察官へ歩み始めた椿の活躍を楽しみに☆5つ。