人を超える力をもつ者につく、未来を予見する泣き女と笑い女に
育てられた姫君・椿は、かわりもののおてんば姫と扱われた。
けれど父王に外国の王子との婚姻を強いられ、
椿姫は自分がなにもできない「姫」だと気づく。
そしてその王子に会いに行くことにするが。。
一応物語のイメージは明治・大正の日本ぽいファンタジーらしいのですが
あんまりそんな感じがしないお話でした。
椿姫が自分の無力さを思い知ったり、打ちのめされつつ努力する展開や
脇役の人々なんかはいい感じだとおもうのですが
ちょっと未消化というか、すっきりしない感じでした。
ひとつには、ラストのほうがあわただしく展開したこと。
もうひとつは、椿姫を好きな幼馴染の心情が言動ですごく示されていたのに
肝心のお相手のほうは、急に出てきた、って感じでしっくりこなかったことが
原因でしょうか。
きちんと書けているお話ではあると思うのですが、
自分としてはのめりこめなかったです。
でも続きが出たら、だんだん馴染んで面白くなりそうな気もするお話でした。