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検証 日露戦争 (中公文庫)
 
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検証 日露戦争 (中公文庫) [文庫]

読売新聞取材班
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

終戦から百年、評価の定まらない日露戦争の現代的な意義を、司馬史観や民族主義、メディアの報道などさまざまな角度から問い直す。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

ロシアの侵略を撃退した祖国防衛戦争か、日本の大陸進出の一環である帝国主義戦争か…。日露戦争に関して不毛な論争が続いてきた。最新研究成果にもとづき「第ゼロ次世界大戦」というキーワードを突破口に、日露の地政学的現実やメディア報道など多彩な視点から日露戦争の現代的意義を問い直す。

登録情報

  • 文庫: 272ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2010/9/22)
  • ISBN-10: 4122053714
  • ISBN-13: 978-4122053717
  • 発売日: 2010/9/22
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 281,784位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 大森
形式:単行本
日露戦争を多角的に捉えた本。面白い。
読売新聞取材班の著書なので読みやすい。

日露戦争の基本的な知識や、戦術などは省かれている。
そういう本は既に沢山あるので、この本では扱わない。

日露戦争といえば、坂の上の雲で知識を得た人が多いので、
司馬史観が批判されていることに触れたのは素晴らしい。
坂の上の雲では、乃木希典が異常なほど無能に書かれており、
それが批判されていることは無視してはならないことである。

あと、この本を買う人にはハードカバー版をおすすめする。
文庫版は、第二部がない(内容が変更されている?)からだ。
第二部は、海外の専門家が日露戦争について語っている。

第二部では、海外の専門家4人のうち3人が日露戦争の開戦責任に
ついて触れており、全員が開戦責任はロシア側にあるとしている。

歴史に興味がない一般の人で、大日本帝國が戦った
戦争を、全て日本のせいだと思っている人が多い。
この本の第一部でもそうした見方を批判しているが、第二部の
海外の専門家も開戦責任がロシア側にあると指摘している。

文庫版は第二部がない(もしくは内容が変更されている)。
減点は文庫版に対してです。ハードカバー版は満点です。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 蘇冬
形式:文庫
ソ連崩壊後に新たにロシアから出てきた史料を元に、世界史の中で「日露戦争」をどう位置つけるかという本です。
日露戦争といえば、やはり司馬遼太郎の有名な「坂の上の雲」があります。
しかし、司馬氏が「坂の上の雲」を書いた時からすでに数十年の時間が経ち、国内でも司馬氏が読めなかった史料や、
ロシアからの史料が発表されています。
「ノモンハン」は今まで言われていたような一方的な日本軍の敗北ではなかった、等々。
日露戦争は「白人」と「有色人」との戦いで、「有色人」が「白人」に勝てることを世界中に知らせたことで、
アジアの諸国(ベトナム、フィリッピン等々)、そして驚くことにアメリカの黒人にまで影響を与えたのです。
読み終わった私の感想は、日露戦争に(外交的に)勝った形で終わらせられたことで、良いこともありましたが、
しかし、逆に第二次世界大戦において全く別な国のようになってしまった芽があちこちにあったことを再認識しました。
外交的に勝ったと書いたのは、日本の継戦能力が人的にも金銭的にもなかったからです。
満洲で徹底的にロシアを追い詰めたわけではなかったからです。
ひとつの成功体験はそれを原因として国を滅亡させる、というどこかの歴史家の言葉を思い出しました。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ます
形式:文庫
日露戦争なんてと思ってみましたが,世界最初の近代戦であり
規模的にもとても大きな物だったとこがよく分かりました.
そしてここでの勝ちが先の大戦までの期間の世界の進歩の把握を鈍らせ
白兵主義や巨砲戦艦主義などの時代遅れと言える路線に突っ走ってしまった原因
にもなっていることがわかりました.
しかし真珠湾攻撃の時に飛行機の使い方を存分に見せつけたのであり,
大勝したのであるから,その時点で方針転換してもよかったのにとも思いますが.
実際には,もう戦争を続ける国力がなくなってきてから講話会議に入ったこと
勝ったとはいうものの,賠償金がもらえずに世論が満足しなかったこと.
なにしろこの戦争で勝ったことが有色人種の希望になったことが
大変おもしろく思いました.
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