この本を買ったのは、震災の後、マスコミに登場する人物が適当な、あるいは思い込みのみの意見を言い、事実関係が無視されたまま世間に広まる風潮に嫌悪を感じたからです。そんな風潮の中で清涼感を感じる一冊です。
この本の執筆陣の多くは、ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)のメンバーです。ASIOSの活動に興味のある人にもお勧めです。(念のために書くと、決して否定派の集まりではありません。あくまでも事実を重視する団体です。)
本題に戻りますと、秀逸なのは京大原子炉実験所助教の小出氏に対する原田実氏の鋭い突っ込みです。その他、武田氏や田中氏に対する突っ込みもあり、中には、ここで取り上げるほどの問題?と感じた文章もあるものの震災以来、マスコミなどで流れるデマや適当な意見にストレスを感じた人にはお勧めの一冊です。ただし、あまりにも酷い風評被害を知って憤りを感じる場面もありますが、、、