テレビ等の報道の一過性が問題にされ、何が問題か(新しければニュース?、同じことが繰り返えされるとニュースではない?)が深く追求されない風潮があります。日の丸・君が代の強制、そして本書の中心テーマである、七生養護学校での性教育を口実とした教育、教員、民主主義への攻撃が、憲法9条を改悪し、日本を戦争が出来る国にするという大きな流れに通底していることを感じさせる内容です。
2003年7月の3人の都議による「視察」。前後して嵐のようなマスコミ報道。わずか2ヶ月での処分195人もの大量処分。これらを体験した当時の七生養護学校の校長が著者です。資料も豊富で、「処分の真実」に迫っています。
さて、教員処分の理由は、「過激な性教育」だったのでしょうか。本書を読んで確認してみましょう。
「はじめに」でも書かれていますが、「教育とは何か、教育はどうあるべきか」を考え続けましょう。