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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ライブドア・村上ファンド事件の本質を抉る!,
By メディアの不信者 (首都圏) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか (単行本)
日本の資本主義の曲がり角を象徴したライブドア・村上ファンド事件の本質を抉った出色のレポートだ。朝日新聞の変節が目立つなかで唯一健闘する東京新聞の実力を示している。ターゲットとなったフジテレビの正体を知るには、フジサンケイグループ論説委員だった松沢弘の渾身の著作「フジサンケイ帝国の内乱」(社会評論社)、フリージャーナリスト・中川一徳「メディアの支配者」(講談社)を併せて読むべきだろう。マスコミの正体もよく理解できる。
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ライブドア事件の真相とは?,
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レビュー対象商品: 検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか (単行本)
東京新聞の取材班によるドキュメンタリーである。新聞などで報道されなかった情報(こちらの方が多いが)を含め丁寧になぞっており、ホリエモン逮捕に至る過程がよく勉強できた。この本を読んで意を強くしたのは、ホリエモンの逮捕は、まず逮捕ありきの国策捜査(本の言葉を借りると「国策逮捕」)だったということ。とかく経済犯罪というのはグレーゾーンの部分が多く、まず犯罪の構成要件に当てはめる部分で苦労し、そして次に故意の認定がまた一苦労である。このような困難な状況の中、取り締まる側は、ある程度目立つものを選りすぐって見せしめ的に検挙するほかない。ホリエモンが社会に対して明暗両面にわたってなかなか大きな影響を与え、歴史に名前を刻んだのは衆目の一致するところだと思うが、出る杭は打たれるの日本社会において、やりすぎてしまい、目立ちすぎてしまった。国策捜査の場合は、容疑者が自白し、執行猶予付きの判決が出てお終いという流れが通常だが、今回はホリエモンが真っ向対決している点で検察側の誤算があったのではないか。いずれにせよ、裁判の結果がどうなるかなかなか見物である。
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
追求不足!の一言に尽きる,
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レビュー対象商品: 検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか (単行本)
堀江氏が主で、村上氏については記述は少ないが、「コーポレートガバナンスを変えたい」(村上氏)、「金を稼ぐより、面白い事を求めて常に何かをつくっていきたい」(堀江氏)との当初の目標が、「時価総額世界一の会社を目指す・総理を目指す」(堀江氏)のような金の亡者に変質していった説明はなされているものの、○村上ファンドのみならず、ライブドアの影のオーナーとも噂される、オリックス・宮内義彦氏と両者の関係。 ○沖縄で死んだ投資事業組合運営者・野口英昭氏は、他殺ではないのか? 更に山口組構成員とも言われる、梁山泊事件で逮捕された川上八巳氏との関係 ○同じ粉飾決算で、117億のペイントハウスが行政指導で済んだにもかかわらず、53億のライブドアが逮捕・起訴されねばならなかったのか? 2000億のカネボウ正副社長・や少なくとも47年間虚偽記載を続けていた西武・堤氏が執行猶予付き判決となる中、堀江氏は1審で2年半の実刑となっており、求刑も本書発刊には間に合わなかったにせよ、前者との対比はできたはず。 特捜は「こんな事を許していたら、経済システムが滅茶苦茶になってしまう」旨の発言を取調べ中にしたとの記載も他書(失念しました)で見かけたが、これこそ本書のタイトルである『国策逮捕』に通づるセリフであり、このような部分を重点的に知りたかった。 ○日本歯科医師連盟を巡る迂回献金事件で、自民党の集金システム中枢に捜査が及ぶのを検察上層部が止めた理由と、その裏返しにライブドアをやったのではないか?とされる背景追求。 ○村上ファンドの逮捕者は1名で、前代未聞の逮捕当日記者会見を開かせた、政商と深くつながり、政界への捜査に歯止めをかけていた、愛人同伴公費出張の元東京高検検事長・則定衛弁護士と特捜部との取引について。 などの点への疑問と不満が残る本であった。
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