2009/07/09の時点の話です。
西松建設事件で、小沢さんの秘書が逮捕されました。今年の三月です。
政治資金がらみで野党から逮捕というのは、めずらしいですよね。
自民党には、田中派のDNAが残っていません
亡くなった橋本、引退した野中、離党を余儀なくされた綿貫など、小泉元首相との政治闘争に敗れたからです。逆に民主党には、小沢元代表、岡田元代表、鳩山由紀夫などに田中派の遺伝子は残っています。なんだか、おもしろいです。俺的に。
さて、タイトルにある30年戦争というのは、田中角栄逮捕起訴から数えて30年ということです。金丸逮捕だって十何年も前ですモンね。
金丸という大物政治家がおかした、東京佐川のヤミ献金5億円事件。
このとき、20万円の略式起訴として事件の決着がはかられようとしました。
検察のこの決定に影響をあたえたのが小沢だと、本書は伝えます。
また、西松建設と金丸とは姻戚関係にあり、持ちつ持たれつの関係は、長年続いてきたと検察は見ています。
自分の庭を荒らされる検察は、当然おもしろくない。おもしろくないというより、危機感を募らせています。
田中派の功罪や善悪は、決めつけられないものがありますが、田中派をワンフレーズでいうとすれば、雑民党かなと思っています。もちろんその反対は、東大法学部を頂点とする官僚や宏池会です。
検察VS小沢とは、雑民vsエリートの闘いなのかもしれません。
ちなみにネット調べですが、東大法学部から政治家の逮捕者はまだ出ていないそうです。