佐藤優が鈴木宗男との対談で絶賛していた本。
そこまで言うならと読んでみました。
内容は2011年9月に自殺した元国会議員の遺書であるのと同時に、検察告発もの。
柴野たいぞうなんて、名前も自殺したことも知らなかったけど、文章がうまいし、検察の成り立ちから問題点までよく調べられている。
特に検察との攻防戦は検事のセリフまでぜんぶ採録してしまったという、当人しか書けない秀逸な実体験ルポ。
結局、特捜部にしてみたら、小沢一郎でも民主党の他の誰かでも二階俊博でも誰でもよかった、ということが本書を読むとよくわかるがゆえにとても恐い。
自殺を覚悟して書いたからなのか、議員になることをあきらめたがゆえの潔さか、政治家本特有の宣伝臭さがないのでとても読みやすい。佐藤優推薦に偽りなしの良書。