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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
成熟を感じさせるシリーズ2作目,
By minoru223 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 検事霞夕子 夜更けの祝電 (新潮文庫) (文庫)
霞夕子シリーズの第2弾。なんと前作から15年ぶりの続編です。『橋の下の凶器』『早朝の手紙』『知らなかった』『夜更けの祝電』の4作が収められていますが、どの作品も前作以降の夏樹静子の成熟ぶりを感じさせる充実した出来です。前作では単に犯人が狡知を巡らせたトリックがささいなことから崩れてしまう面白みだけに頼っていましたが、本作では殺害に至る動機や、殺害後の犯人の心境などに心を打つものがあります。『知らなかった』や『早朝の手紙』というタイトルは火曜サスペンス劇場で放映されたものにもありました。しかし、本作に収められているのはドラマ版とは全く異なるストーリーです。この辺りの夏樹静子のテレビとの微妙な距離の取り方も興味深いです。
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