取り上げているテーマは、植物の器官形成、ホルモン応答、環境応答、病傷害抵抗性など、植物の多彩な転写因子ファミリーを網羅する内容になっている。これらの各テーマに対して、そこで取り上げる主題の内容と研究動向の概論が冒頭に紹介されており、植物研究者が各分野の研究動向を把握するのに便利だろう。
また今後の動向として、動物や酵母と同様、植物転写因子の研究も核内の構造や染色体の存在様式に立脚して進めることが必要という観点から、染色体構造と転写因子のかかわりにも解説を加えている。
(日経バイオビジネス 2002/03/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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