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植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821)
 
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植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821) [単行本]

「植物の軸と情報」特定領域研究班
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

私たちの身の回りには実にたくさんの種類の植物があるのに、動物である私たちは、動物のほうに気をとられがちだ。植物が動物と一番違うのは、動けないこと。でも、植物と動物は地球上で、同じように繁栄している。植物は、「動けない」のではなく、「動かない」生き方を選んで成功したのだ。たとえば、環境を変えるのではなく環境に合わせて体の大きさや形を変えるなど、動かない植物の合理的な生存戦略を紹介する。

内容(「BOOK」データベースより)

注意深く見渡すと、私たちの身のまわりには、じつにたくさんの種類の植物がある。でも、私たちはどうしても、動物のほうに気をとられがちだ。植物が動物といちばん違うのは、動けないこと。でも、動けない植物は、動ける動物以上に、この地球上で繁栄している。植物はじつは、「動けない」のではなく、「動かない」生き方で成功したのだ。環境を変えるのではなく、環境に合わせて体の大きさや形を変えること、枝が折れたり葉がとれたりしても簡単に再生できること…。「動かない」植物の合理的な生存戦略を紹介する。

登録情報

  • 単行本: 234ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2007/5/10)
  • ISBN-10: 4022599219
  • ISBN-13: 978-4022599216
  • 発売日: 2007/5/10
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 135,980位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
植物に関する最先端の研究を,各研究者自身が分担して書いた10章,どの1章をとっても世界的な研究ばかり。しかもどれも読みやすく1章は短いがとてもわかりやすい。高校の生物程度の知識,があれば十分読めるように書かれているが,内容を落としているわけではない。

個人的にはまさについ最近発見され認知されつつあるフロリゲンに関する3章,重複受精の瞬間をとらえた研究の5章,根の共生菌についての7章,頂芽優勢についていままでの知識を覆す9章が特におもしろかった。

他の章も非常におもしろく,知的興奮を覚えるすばらしいこの本は星5個では全然足りません。
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 非常に良質な選書。動物のように動きがみえない植物にも、このようなダイナミックなミクロな仕組みがあったとは、大きな驚き。
 語り口が一貫していてソフト、丁寧、一般人を意識しつつも最先端の取り組みを紹介しているのがうれしい。
 選書は一般的に、歴史もの、ハウツーもの、現代社会ものが多いが、このような良質な自然科学ものをおおいに出版しほしい。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本は、文部科学省の研究費がついた「植物の軸と情報」特定領域研究班での研究成果が素人向けに書かれています。日本人の現役植物研究者10名の研究が解説されていますので10章の構成です。動物、例えばヒトの身体は上下、左右、前後の3軸からなりますが、植物は上下と、(水平方向の断面で考えれば円の中心に向かっての)放射状の2軸になります。それから情報については、根、葉、頂芽、花芽、おしべ、めしべ、花弁、などがどのようにして伸びるのか・・当然ホルモンが直接間接に働いています。情報処理は動物は中枢神経ですが、植物は体全体でするそうです。
○植物のゲノム解析が終わり、研究に頻繁に使われている植物の種類は双子葉植物ではシロイヌナズナ、単子葉植物ではイネ。
○出現時期は単子葉が双子葉より後。被子植物でもスイレンなどは裸子植物に近いところがある。
○豆類の根粒菌は有名だが、ハンノキ、ヤマモモ、グミでは放線菌が窒素固定をする。なお、窒素固定をする微生物は原核生物に限られる。植物は吸収する窒素成分と根粒バクテリアからもらう窒素成分をあわせて必要量を測るので窒素肥料を多く与えると根粒ができなくなる。
○液胞のなかにDNA分解酵素、RNA分解酵素、蛋白質分解酵素が含まれこれらによって細胞壁などが分解され木部の道管が筒になる。
○中学、高校で習ったことの最新知識によるリニュウもあります。極核のあるところが中央細胞なんて習ったかな。
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