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植物のこころ (岩波新書)
 
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植物のこころ (岩波新書) [新書]

塚谷 裕一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

植物も生きている.でもどうやって? 人間は考える葦だが,かたや葦に代表される植物は,考えることをしないし,感情も持たない.しかし感覚は鋭く,その生活のプログラムも精妙に組まれている.クローンで増える能力さえある植物の,知られざる生の営みを紹介し,人間をも視野に入れた生命の本質を説く.

内容(「BOOK」データベースより)

「人間は考える葦である」といわれる。それでは「葦」に代表される植物とは、どのような生き物なのだろうか。彼らは考えることをしないし、感情も持たない。けれどもその感覚は鋭く、生活のプログラムは精妙に組まれており、クローンで増える能力さえある。これら植物たちの知られざる生の営みをつぶさに紹介し、生命の本質を説く。

登録情報

  • 新書: 211ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2001/5/18)
  • ISBN-10: 4004307317
  • ISBN-13: 978-4004307310
  • 発売日: 2001/5/18
  • 商品の寸法: 17 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 370,442位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hfuka
形式:新書
著者は東大理学部気鋭の植物学者・塚谷裕一氏。人は目に見えて動くもののみを「生きている」ものとしてとらえがちだが、植物ももちろん「生きているのであり」、その植物の生きている営みを通して、植物への興味や、ひいては人間の生き方、ものの見方・考え方等にも思いを馳せてもらいたいというのが著者のメッセージだと理解しました。著者の専門である植物の遺伝子的解析と、生物進化の突然性・偶然性がこの本の通奏低音を成し、それに動物の生態との比較を交えたさまざまなトピックスが個々の旋律としてふんだんに盛り込まれています。楽しく読ませていただきました。植物好きでかつ生物学に興味のある方にはおススメの一冊です。ただし、植物は好きでも、生物学(得に遺伝子学等)には興味のあまりない方には少々退屈または"専門的に過ぎる"と思われるかもしれません。
また、扱っている内容が(植物という)生命の遺伝子的見地からの解明という、現代の最先端分野の研究業績に負っているところが多い(時事ネタ)ため、時とともに内容が陳腐化してしまう危険性を孕んでいます。この本は2001年初版ですが、"万能細胞"に関する記述は相応にupdateする余地があるものといえましょう。今後改訂版を出していただきたいと思いました。
文章はこなれていて読みやすいです。
最後に、題名が"植物のこころ"となっているが、そういう題名をつけた意図は今ひとつよくわかりませんでした。著者は、植物も動物と同じように生きている生命であり、植物を見る目が変われば、環境全体を見る目も変わると力説なさっていますが、一方で植物や動物を擬人化することの危険性を指摘しています。そこで、あえてこの題名を本書に付けたのはなぜか。素朴な疑問が残りました。
巻末に索引がないのは残念です。以上を総合して4つ星としたいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By h
形式:新書
美しい図版が多く、文章も平易で読みやすい。
しかも面白いエピソードがたくさん詰まっている。
「クローン」の観点から見た植物の繁殖。
「収斂」をキーワードにした膨大な植物の世界の分類。
「寄生」と「着生」。
文学作品にあらわれる植物。三島由紀夫は、植物学者からみても十分な知識を持っていたが、ひとつ大きな間違いをしていたのだ。
花を数式に置き換えて行う分類。
誰でも読める徹夜本。
このレビューは参考になりましたか?
形式:新書
「植物のこころ」というタイトルに魅かれて購入しました。
この本は植物の「存在」、「戦略」、「適応」という3つの章に分かれており、各章を読み進めるほど新しい発見があり、楽しく読めました。個人的にはもう少し植物の「適応」の箇所を詳しく書いてもらえたらなと思いました。
生物をかじったことがあるなら、なんなく読み進めることが出来るが、全くの初心者には少し難しいところもあると思います。でも、比較的わかりやすく文章が書いてあるので全体的に読みやすいと思います。
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