出版社/著者からの内容紹介
七代目小川治兵衞──通称「植治」(1860-1933)
「水と石の魔術師」と評される卓抜した表現力と創造力をそなえた植治。その植治を支えたのは探求心と合理性をともなう技術、それに都市としての長い歴史が育んだ文化、なかでも人工物にたいする美的感覚ではなかったか。明治という革命をへたこの時代は、新しいものを受け入れることに躊躇しない時代。欧米の事情を視野に入れつつ行動する山縣有朋、伊集院兼常らの政財界人と出会い、新しい時代の思潮、西欧的な暮らしを学んだ植治は、異文化を知ることで逆に、京都の伝統文化にアイデンティティを求めた。自然なもの、素朴な表現、つまりは田舎的なものからどれだけ距離をおくかを洗練の尺度とした京都の美意識──人工の美を植治は庭の世界で突き詰めた。それはあたかも、緊張感のない自然を、植治をはじめとする京都の人は許さないかのようである。
「水と石の魔術師」と評される卓抜した表現力と創造力をそなえた植治。その植治を支えたのは探求心と合理性をともなう技術、それに都市としての長い歴史が育んだ文化、なかでも人工物にたいする美的感覚ではなかったか。明治という革命をへたこの時代は、新しいものを受け入れることに躊躇しない時代。欧米の事情を視野に入れつつ行動する山縣有朋、伊集院兼常らの政財界人と出会い、新しい時代の思潮、西欧的な暮らしを学んだ植治は、異文化を知ることで逆に、京都の伝統文化にアイデンティティを求めた。自然なもの、素朴な表現、つまりは田舎的なものからどれだけ距離をおくかを洗練の尺度とした京都の美意識──人工の美を植治は庭の世界で突き詰めた。それはあたかも、緊張感のない自然を、植治をはじめとする京都の人は許さないかのようである。
■掲載庭園
並河靖之七宝記念館庭園/ 無鄰庵庭園/ 平安神宮神苑/ 平安神宮神苑/ 何有荘庭園(旧和楽庵)/ 円山公園/ 碧雲荘庭園/ 高台寺土井庭園(旧十牛庵)「葵殿庭園」と「佳水園庭園」(ウェスティン都ホテル京都)
内容(「BOOK」データベースより)
「水と石の魔術師」と評された七代目小川治兵衞、通称「植治」の庭園の写真を多数掲載。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田畑 みなお
1944年、静岡県伊東市に生まれる。東京総合写真専門学校卒業。日本写真家協会会員。日本建築写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1944年、静岡県伊東市に生まれる。東京総合写真専門学校卒業。日本写真家協会会員。日本建築写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)