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植民地朝鮮の日本人 (岩波新書 新赤版 (790))
 
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植民地朝鮮の日本人 (岩波新書 新赤版 (790)) [新書]

高崎 宗司
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本の植民地支配は,政治家・軍人によってのみ行われたわけではなく,名もない人々の「草の根の侵略」によって支えられていた.1876年,日朝修好条規によって日本人が釜山に上陸してから,1945年の敗戦で引揚げまで,最大時75万人いたといわれる在朝日本人70年の軌跡を描く.繰り返してはならない歴史を検証する1冊.

登録情報

  • 新書: 236ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2002/5/20)
  • ISBN-10: 4004307902
  • ISBN-13: 978-4004307907
  • 発売日: 2002/5/20
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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42 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By "hose"
本書は、参考文献に挙げられている文献資料の数から見ても、これまでの植民地期における在朝日本人の記録を総体的にまとめたものである。植民地期関係の図書には、日本軍や政府レベルでの歴史について述べられているものが多いが、この本を読めば、当時の民間レベルでの在朝日本人の様子が見えてくる。内容は、かなり細かい具体例について触れられているので、植民地期の歴史的な予備知識がある程度ないと難しいのではないかと感じたが、これまでの数多くの文献や資料を1冊の本にまとめ上げたということは、この本の最も評価できる点であると思う。さらに付け加えるならば、もう少し著者の考察過程が述べられていてもいいのではないだろうか。植民地期朝鮮半島について専門的に知りたいという人にはお勧めの1冊である。
このレビューは参考になりましたか?
36 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By レット・イット・ブリード VINE™ メンバー
 本書は、近代を迎えた日本人が「かの国」に積極的に移住していった時から、終戦を迎え、「かの国」から積極的(あるいは消極的)に帰国していったまでの、「日本人の記録」を主観を入れずに丹念にまとめ上げたものである。とは言っても、著者のスタンスは「繰り返してはならない」というもので、今風に言うならば、「自虐なんとか」であろう。だが、本書は「朝鮮人の苦悩の記録」でも「朝鮮人の言葉」を代弁したものでもなんでもない。繰り返すが、あくまで「日本人の記録」をまとめたものだ。その範囲は本末の文献に記されている如く、可及的に全体を網羅したものである。さて、これらは「嘘」であろうか、「偏向」であろうか、果ては「捏造」であろうか。06年10月今現在の日本は「好景気の期間が戦後最大」を迎えたという。統計では「確かに事実」であろう。では、我々の実感はどうだろうか。バブル・デフレを抜けて、本当に景気のいい「日本」を実感しているだろうか。「政治」も「景気」も「国」も「国民の実感」を伴って初めて「真実」ではないだろうか。そうであるのなら「植民地支配」もしかりであろう。その辺りを踏まえることができるのなら、本書の立つ位置は「明確」である。日韓併合を「統計」ではなく「人間」で捉えたい人は勿論、今まで「統計」でしか捉えたことのない人にも是非お勧めの本である。「歴史とは人間」という事を本書で考えたい。
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