偉大なる冒険家とアウトドアキャンプ。
企画としては面白いと思うが、一企画として行っている以上インタビューを受けることになる植村とて、本当にリラックスして自身がスポンサーなど何もつけずに放浪・冒険していた時のような自由な気持ちでキャンプを楽しんでいるとは思えない。
その辺は、山でキャンプをしながらの植村の行動(他人に良く気を遣う性格や口下手なところなど)や話し方からも伺える。
植村直己の記録を初めて読む者にとっては本書は面白く読み進めるであろう。
しかし、それまでに何冊も他書を読んだことがある者にとってはどこかで聞いたことがあるような話や植村直己への評価・感想に留まっていて新しい発見や展開というものは見いだせない。
企画としては中々面白いと思ったので、星3つとした。