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5つ星のうち 5.0
なんと、面白いですね、この本,
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レビュー対象商品: 森茉莉 由起しげ子 萩原葉子 (女性作家シリーズ) (単行本)
森茉莉さんめあてで読みました。『枯葉の寝床』は最高です。美しい映像として脳裏に焼きつき、長く残りそうです。 『風と木の詩』のような作品。でもおそらく影響を与えたのはこちらのほうでしょう。 さすが栗本薫が絶賛していただけのことはある。 自堕落で自由で可愛いらしい悲劇の少年。 起こるべくして起こった悲劇と評していたサイトもありましたが、私はもっと偶発的な、起こらなくてもいいのに起きてしまった悲劇と読めました。 なんと言ってもこういった少年には、しぶとくしたたかに生き続けてもらいたいので。 食べ物の描写が実にいい。 『枯草の寝床』刊行は五十九歳のときとか。 栗本薫さんの『真夜中の天使』が刊行されたのは栗本さん二十六歳かそこらのとき。 年取ってからこういうのを書いたら駄目かと思ったらそうでもないんだな。 ちなみに福島次郎さんの『バスタオル』が芥川賞候補になったのが六十六歳かそこら。 年取っても書いても恥ずかしくない。すばらしい作品ができるのだ。 由紀しげ子さんの『女中ッ子』と荻原葉子さんの『天上の花』も面白かった。 昔の変なひとって変具合がすごいですね。それを許容する空気もあったようで。
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