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森林はモリやハヤシではない―私の森林論
 
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森林はモリやハヤシではない―私の森林論 [単行本]

四手井 綱英
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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森林はモリやハヤシではない―私の森林論 + 四手井綱英が語る これからの日本の森林づくり
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  • 四手井綱英が語る これからの日本の森林づくり

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

94歳渾身のメッセージ!里山の名づけ親として知られる森林生態学の創始者が、70年以上におよぶ研究人生を振り返り、森林、山、雪、環境保護など、縦横無尽に語る。

内容(「MARC」データベースより)

里山の名づけ親として知られる森林生態学の創始者が、70年以上におよぶ研究人生を振り返り、森林、山、雪、環境保護など、縦横無尽に語る。『グリーン・パワー』『関西自然保護機構会誌』掲載ほかを単行本化。

登録情報

  • 単行本: 277ページ
  • 出版社: ナカニシヤ出版 (2006/05)
  • ISBN-10: 4779500710
  • ISBN-13: 978-4779500718
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 421,938位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
現在は大分元気になられたようだが、95歳の高齢で死の一歩手前まで行かれた綱英先生の、おそらく「遺著」。

「森林生態学」「山の思い出」「自然保護」「里山」「林野行政」と、先生の人生を象徴する、5つの項目に分かれている。はじめて先生の本を読む人には新鮮だろうが、先生の本を読んでいる人には、過去の本の繰り返しが多い。

ただ、晩年に手がけられた「自然保護」は、目新しいことが多く、面白かったです。

先生は病床のため、この本は、奥様でキノコエッセイストとして高名な四手井淑子さんが、まとめられたようで、巻末エッセイはいつもの淑子節。(ちなみに「口述筆記」は、やろうとしたが、あきらめたようです。過去に発表した文章を探しだして、取捨選択、文章の手直しを、淑子さんがされた)

逆に先生から淑子さんへのメッセージも聞きたかったが・・、望蜀のたぐいか。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
戦争前から林野庁にいて、京大の先生になって、自然保護とか色々やった人。奥さんに口頭筆記してもらったそうです。

私は本を、躊躇なくマーカーで線を引いたりしながら読み進めるのですが、この本はあまりに線を引くところが多くて、マーカーをやめて鉛筆で囲うだけにしました。そうじゃないと色とりどりすぎて見てられなくなるのです。その一例をご紹介しましょう。林業の本だと思って買ったのですが、森林生態学というのは、林業とはまったく逆の立場らしいのです...

(以下、筆者が要約)
・「砂漠に緑を」と言って木を植えても無駄。砂は緑の邪魔にならない。水が無いから砂漠になっている。
・特に成長の早い木だけを選んで増やそうとしても、それは遺伝だけの問題ではないので多くの場合は普通の成長になる。なお、成長の早い木はスカスカで木材としては不適である。また、種子を早くもたらす個体は遺伝的に大きく育たないことが多い。
・木はその大きさに対して価格が安い。だから木造建築が可能になる。農業のように堆肥したり金をかけることはできない。
・樹木は酸素を供給し、水を蓄えると思っている人がいるが、植物は酸素も水も消費する。光合成で酸素を出すのは昼間だけだ。どれだけの森林を持ってしても、とても人類が呼吸するだけの酸素は供給できない。乾燥した地域に植林すると、もともと少ない水を更に消費することになってしまう。
・木材生産だけが山の役割ではない。森林が自然に更新していけるように見守り、そのおこぼれを少しいただくのが、唯一、木材を恒久的に得る方法である。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By う。
形式:単行本
林学に(多分)人生を捧げた老研究者の森林論。私は森林については専門ではないので、専門的なところは分からないが、分からないながらも強いメッセージは感じられた。
林学が経済性にはしってしまったのを、四出井氏はなげいていたが、僕は当初なにが問題なのかよく分からなかった。林学においては経済的な一面は、深く広い木と人(とくに日本人)とのかかわりの中ではごく一部の限られた側面であることを説く。そういえば学問は金儲けの手段ではなかったはずだよな、と深く反省させられた。
森林と人との生活を、時に文化的な面も交えながら書いてあり、林学関係者でなくともとても興味深く読めた。
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