結婚により引退、出産、離婚、多々重なった病気、手術と人生の荒波を越えつつ歩んだが故に、天才歌手森昌子と言うブランドの命であるあのソプラノの美声を失い掛けた昌子も、アルトに下がった声であっても努力により少しずつ美しい歌声が戻りつつある。最近YOUTUBEにアップされた若かりし頃の歌を観聴きする機会が増え、やはり森昌子でなければ歌えない歌が沢山ある事に今更ながら気付かされる。何であの頃もっと昌子のレコードを集め聴かなかったのか、コンサートに行かなかったのか、今になって悔やんでいる。そんな私にもこのアルバムは昌子の10代の若い元気な歌声から20代の最熟成された歌声、そして再デビューの歌声と聴き比べながらしっかり味わえるベストCDである。これからも応援し続けている。