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32 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ロシアの物語,
By avonlea (三重県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 森は生きている (岩波少年文庫) (単行本)
主人公のままむすめは、いつも辛い仕事を押し付ける意地悪な継母や義姉と一緒に暮らしていた。ある年の大晦日、継母はある噂を聞きつける。14歳になる若い女王が、マツユキソウを持ってきた者に褒美として金貨を与える、というおふれを出した。しかし「マツユキソウ」は4月にしか咲かない。 このおふれを聞いた継母たちは、金貨欲しさに仕事を終えたままむすめを、「マツユキソウ」を取りに森に行かせる。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
我が娘にも是非読ませたい、心に残る本です,
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レビュー対象商品: 森は生きている (岩波の愛蔵版 38) (単行本)
私が小学校3年生の時に出会った本ですが、ロシア版シンデレラストーリーと言った所でしょうか。当時の私にとってロシアのお話は珍しかった上に、シャープカ(帽子)シューバ(外套)など敢えて日本語訳していないところが新鮮で、何度も何度も読み返した思い出深い本です。この春に生まれた娘にも読んで貰いたい本です。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いてついた雪深い北国の森での、美しい魔法の物語,
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レビュー対象商品: 森は生きている (岩波少年文庫) (単行本)
真冬の大晦日、十四歳のわがままな女王さまが、四月の森にしか咲かない「マツユキソウ」(スノードロップのこと)を取ってきた者には金貨を与えるという、とんでもないお触れを出し、それでもうけようと、とっても意地悪なまま母とその娘は、「ままむすめ」を雪深い森へ無理やり行かせます。森に集まっていた十二か月の「月の精」たちは、働き者で心優しいままむすめを哀れに思い…… 。一月から十二月までそれぞれの月の精がいて、順に季節を巡らせている、という発想にとても感動させられます。女王の教育担当である「博士」の、「月はそれぞれが…… おくりものとなぐさめをもってまいります」という言葉には、寒い国スラブの民話ならではの、自然への深い思いがこめられて、春の新緑や秋の実りだけでなく、夏の暑さや深い雪もまた自然からの贈り物なのだ、ということを改めて思い出させてくれます。 まま母とその娘の意地悪さ、女王の気まぐれには本当に腹が立ちますが、最後にはちゃんと報いを受けて、ほっとさせられます。森の動物たちのすること、話すこともとても微笑ましく、きっと人のいないところではそうなんだろうなあと思わされます。 そして、登場人物の歌う歌がとてもリズミカルなきれいな言葉で、今にも節をつけてしまいそう! ひと昔前に訳されたものは、本当に日本語がすばらしいなと思わされました。もっと多くの人に読んでもらいたい、おおらかな美しい物語です。
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