「授乳中に携帯を触ることは控えましょう」「子どもが話しかけてきたとき、一度は携帯から目を離して子どもと向き合いましょう」・・・
そんな育児雑誌に書かれたアドバイスに、かなりウツウツたる思いを抱いていました。バーチャルに生きる大人のまわりで、果たして子どもはどのように育ってしまうのか。。。空虚な目の子どもになってはしまわないだろうか・・・。
しかし、この「森のようちえん」を読み、その思いは一気に払拭。本書に紹介される、木と水と土と虫と遊びこむ子どもたちの、なんと「人間」らしいこと!! うつろな目などどこにもありません。
数多くの著者の分筆による構成のため、多角的な視点で自然の中での育児が論じられているのが本書の魅力です。自然と育児の関わりをアカデミックに考えたい人にも、実際に活動したい!という人にも、難しいこと抜き!という人にも、必ずや役立つ情報が得られるはずです。
子どものこの上ない素晴らしい表情を捉えた、数多くの写真も魅力。
読後、必ず子どもと外に出かけたくなる1冊です。