朝目覚めてから夜眠るまでの、お姫さまの自然に溶け込んだ1日を描いた絵本。著者のジビュレ・フォン・オルファースは1881年生まれ。1916年に世を去るまでに残した8冊の絵本は、ドイツ古典絵本の傑作として長く読みつがれている。
宗教画も手がけたオルファースの絵は様式美を感じさせ、今の時代においてもそのみずみずしさを失ってはいない。自然の豊かさと「見えない存在」のものたちを生き生きと私たちに感じさせてくれる本書は、子どもだけでなく大人の心にも柔らかな気持ちを残してくれる1冊である。(小山由絵)
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