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森と氷河と鯨―ワタリガラスの伝説を求めて (ほたるの本)
 
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森と氷河と鯨―ワタリガラスの伝説を求めて (ほたるの本) [単行本]

星野 道夫
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

苔むした森、蒼い氷河、ザトウクジラの海…。アラスカの写真家が広く北極圏の人々に伝わる神話を追った、壮大な旅の軌跡。星野道夫が最後に遺した物語。

内容(「MARC」データベースより)

苔むした森、蒼い氷河、ザトウクジラの海。太古の気配を残す南東アラスカにワタリガラスの神話を追い、シベリアへと人類の足跡をたどる。主に北極圏を撮り続けてきた著者が遺した最後の物語。軽装版になって登場。

登録情報

  • 単行本: 201ページ
  • 出版社: 世界文化社; 軽装版 (2006/08)
  • ISBN-10: 4418065229
  • ISBN-13: 978-4418065226
  • 発売日: 2006/08
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 103,939位 (本のベストセラーを見る)
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28 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By emano
形式:単行本
星野道夫の事実上の絶筆です。彼の生前の最後の旅が、素晴らしい写真と文で綴られています。映画「地球交響曲第3番」ともリンクする本書は、クリンギット族のボブ・サムと出会うところから始まります。口伝、ワタリガラスの神話、自然の中で感じる魂と土地の意味…。見えない物と見える物の価値観の違い。海を越えたアラスカで聞く、ワタリガラスの伝説。未修正のまま掲載された死の直前の日記は、写真の清冽さと相まって不思議に強烈な印象を残します。半分写真集とも言えるエッセイですが、まちがいなく、星野道夫の著作中最高の作品だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By biscuit
形式:単行本
南東アラスカを旅する中で、いつからか著者の心をとらえるようになったワタリガラスの伝説。
はなれた土地で生きる別の部族の人びとが、なぜよく似たワタリガラスの神話を語り伝えているのか。
さらに言えばわれわれはどこから来て、どこへ行こうとしているのか。
その大きな問いをひとつの軸に、印象的な写真ととぎすまされた文章でアラスカを切り取ってゆく、息をのむような美しい本。

「森と氷河と鯨」は1995年から「家庭画報」に連載され、予定回数をあと3回のこしたところで、突然の事件によって終了を余儀なくされた。
1996年8月8日、取材のために出かけたカムチャッカ半島で、就寝中のテントをヒグマに襲われ、星野道夫さんはその生涯を閉じる。
だからこの本は、アラスカの自然に魅了され、そこに住む人々を愛しつづけた著者の、最後の旅の記録でもある。

星野道夫さんの本をひらくと、いつも「もうひとつの世界」の気配をはっきりと感じる。
天国とか地獄とか、死後の世界ということとは少しちがう。
今、自分が呼吸して、足を着けて歩いているこの地面のつづきに、海をへだてて、鮭がのぼってくる川や、それを食べにやってくる大きなクマや、地鳴りのように移動するカリブーの巨大な群れがあるのだということ。
「時間」というものは何種類もあって、日常の自分はそのほんの一種類を生きているにすぎないのだと思うと、気持ちが空へ向かってひらけてゆくのを感じる。
どこへでも行けるし、何にでもなれる。心からのぞめば動物にだって、森の木にだって。だから自分はひとりではない。世界に抱かれている。そんなことを思う。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
大学時代に似たようなテーマの論文に取り組んだことのある私にとっては、彼がこの壮大な物語の最終章にたどり着く前にこの世を去ってしまったことが残念でならない。
きっと、文字にはなりきれないくらいのたくさんの美しいものを星野さんはその生涯で見てきていると思う。今となっては私たちはそれに思いを馳せることしかできない。

それでも、この本の美しさは、ぜひたくさんの人に手にとって欲しいと思わせるようなものだった。数々の星野さんの美しい写真が楽しめる秀作だと思う。話の内容もとても興味深い。

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