出会えて良かったと思える本。
下を指導する立場になり、難しさを感じていたドンピシャのタイミングでこの本に出会い、助けられました。
仕事に誇りと自信を持っている人が語る言葉というのは、重みがあるし、人を納得させる力がある。
そして、この語り手・小川氏に素晴らしい弟子たちがいるというのは、氏の人柄と宮大工としての才能に加え、判断力と決断力を備え、それらを的確なタイミングで活かせる才能があったからこそ…とも思う。
人は自己中心的であったり、独りよがりではなく、互いが認め合い、切磋琢磨しながら成長していく…というのが理想であると思うが、昨今は「競争社会」であり、いかに人を出し抜くか考え、ずる賢く生き抜くかを求められる世の中。
不器用な人間にはなんと生き難い世だろうと改めて感じる。
宮大工としての心構えや技の伝承についてを語っているが、ビジネス書として社会人…というより、人としての心構えを再度見直すこともできる一冊。
読んで損は無いと思う。