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梶井基次郎全集 全1巻 (ちくま文庫)
 
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梶井基次郎全集 全1巻 (ちくま文庫) [文庫]

梶井 基次郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

★★★帯無しですが、全体的にとても良好な状態です。第2刷。キズ、ヤケ、傷みなどありません。丁寧な包装で迅速発送します。

登録情報

  • 文庫: 551ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1986/08)
  • ISBN-10: 4480020721
  • ISBN-13: 978-4480020727
  • 発売日: 1986/08
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
美意識の湖 2005/4/26
形式:文庫
 「檸檬」「冬の日」「冬の蠅」「城のある町」
 なにもない日常への挑戦と、美意識。生きていることの意味を問い続ける文豪の、生命力あふれる著作に、私は感動し続けます。どうして今まで、身近に潜んでいる美に目を向けなかったのか。それが、身近にあることを、痛切に感じさせる豊かな文藻と、確かな観点が光ります。
 全集の後ろの方にある、詩集には檸檬の関係作品があります。そちらもあわせて読むと、一気に盛り上がってきます。意味があるかないか、ではなく。意味を探すこと。それが、一つの目安になっていると思います。
 日本文学の最高の文体が拝めます。一行一行が、この世界を走り去った、夭逝の作家の命で溢れています。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By isiyan
形式:文庫
梶井基次郎の感性って、この文庫全集を読んでみて、習作「太郎と街」が原点なんじゃないかなって思いました。感性のアンテナをピンと立てて、楽しげに街を歩く青年。それはのちに「檸檬」の屈折、「冬の日」の悲愴、「冬の蝿」の諧謔へとアンテナの方向を変えながら続いていく。
梶井の晩年29歳の時に書かれた「闇の絵巻」は、病気が悪化し、数百メートルの道のりを歩くのもやっとなのに、鮮烈な発見、驚きに満ちています。その根底には、不思議な生命の明るさがあるように思います。
このレビューは参考になりましたか?
48 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 亞桜
形式:文庫
 この本の致命的な欠点として文章を全て現代仮名遣いに変えてしまった事が上げられる。

 確かにそのほうが小さい子供などでも読めるようになり万人向けするという意味ではいいのかもしれないが、その所為で作品が持つ雰囲気が損なわれ、語り継がれるべき名文はただの文字の羅列へと落ちぶれ見る陰も無い無残な姿をさらしてしまっている。

 いったい何の権利があって編集者はこんな醜悪な真似を過去の名作に対して行ったのか問い詰めたい。これは紛れも無い故人への冒涜である。

 せめてタイトルには判りやすく「現代仮名遣い版」と銘打って欲しかった。このようなものを「全集」などというのはあまりにも無礼である。
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