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梁塵秘抄は平安末期に当時流行していた「今様」という歌謡を後白河法皇がまとめたものである。白拍子と呼ばれる女性が歌い、舞ったというから、いまのカラオケに相当する娯楽だったのだろう。当時の庶民の姿がしのばれ、興味が尽きない。
意外と多くて驚くのが神道や仏教に関わる歌である。その中にはかなり専門的な物もある。あるいは僧侶や神官などが布教のために作った物もあったかもしれない。
「仏は常にいませども うつつならぬぞ あはれなる 人の音せぬ暁に ほのかに夢に見え給う」
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