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桶川女子大生ストーカー殺人事件 単行本 – 2000/10


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商品の説明

商品説明

   ストーカー規制法は、1999年10月の「桶川女子大生殺人事件」をきっかけに成立した。事件発生から法律施行まで、わずか1年1か月という異例なスピードであった。
   この法律の制定への動きを加速したのは、事件解明の過程で明らかになった警察権力(上尾署)の腐敗に対する世論の批判である。そして、その世論を喚起したのが、「ザ・スクープ」(テレビ朝日)というテレビ番組の5回にわたる特集企画だった。

   本書は、「ストーカー」というきわめて現代的なテーマを取材する過程で、「権力の腐敗」というもう1つの時代の病弊をえぐり出すに至る放送ジャーナリストの活動を、時系列的に記述したドキュメントだ。番組制作という時間的な制約もあって、冒頭から緊迫した記述が続いている。警察への質問状提出、その回答と当事者取材との食い違い、そして放映。錯綜する警察の再回答と展開する両者の攻防はスリリングなものだ。

   本書でもう1つ重要な役割を果しているのが、取材者と被取材者(被害者の両親)の関係である。この事件は、被害者のプライベートに関する、根拠のない報道が異様に過熱した事件でもあった。その経緯から、マスコミに心を閉じる両親に対して、取材班はどんな行動をとればよいのか? 父親に宛てられた鳥越の4通の手紙から、読者はマスコミの抱える課題もまた、感じ取るに違いない。(今野哲男)

内容(「BOOK」データベースより)

出会って2カ月後、男の異常性と殺意を感じ、遺書まで書いた猪野詩織さんは、その半年後の1999年10月、埼玉県桶川駅前で殺害されてしまう。執拗なストーカー行為、まったく動こうとしなかった埼玉県警、男の入水自殺…。事件には多くの謎があった。2000年3月、鳥越俊太郎がキャスターを務める報道番組『ザ・スクープ』(現『スクープ21』(テレビ朝日系))で、事件の真相が暴かれた。2000年9月、詩織さんと家族の悲痛な訴えを無視し続けた警察官3人に有罪判決が下され、同年11月にはストーカー規制法が施行。鳥越俊太郎が追い続け、日本民間放送連盟賞を受賞した『ザ・スクープ』の桶川女子大生ストーカー殺人事件。この事件は、あなた自身に、あなたの身内に起こるかもしれない事件でもある。

登録情報

  • 単行本: 329ページ
  • 出版社: メディアファクトリー (2000/10)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4840101590
  • ISBN-13: 978-4840101592
  • 発売日: 2000/10
  • 商品パッケージの寸法: 19.5 x 13.5 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 110,523位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー

28 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 カスタマー 投稿日 2000/11/28
形式: 単行本
報道番組「ザ・スクープ」が、心ない報道に傷つけられた被害者ご両親と共に、自らの保身だけを考え嘘の発表を続ける警察に対し真実を問い続けた記録。 警察が被害者・猪野詩織さんの訴えをどのように受け止め、 事件発生後どのように動き、どのように処理しようとしたか。信じられない事実に愕然としました。
もしも自分がこんな事件に巻き込まれた時、誰が助けてくれるのだろうか。読み終わったとき、言いようの無い不安感が 心を過ぎりました。
是非「遺言ー桶川ストーカー殺人事件の深層・清水潔(著)」と併せて本書をお読み下さい。事件発生直後から執拗に追い続け、常に警察より先行した写真週刊誌「フォーカス」の取材の全てがまとめられています。
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37 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 風の玉三郎 投稿日 2001/8/6
形式: 単行本
とても印象的だったのは、マスコミに打ちのめされている被害者の父親に対して、ジャーナリスト鳥越氏が手紙で語りかけた言葉である。 「バカな世間の好奇の目の前で頭を下げている時ではない、と思う…(中略)…好奇の視線には、ジッとにらみ返してやるくらいでいいのではないでしょうか。」
恥ずかしい話だが、わたしはこの事件をごく普通の痴情の縺れくらいの事件だと思っていた。新聞を読んでも、他にも似かよったことが多く、そういう記事を読んでも何かを変革するためのエネルギーとしての新聞記事とは思えないと思っていたからだ。
そして、電車の吊り広告の週刊誌の見出しをそのまま今回もまた、「そんなものか…」と鵜のみにしていたのである。
しかし、この犯罪が上尾署を含む警察組織の意図的な対応によって引き起こされたことが露顕したことは、逆説的ではあるが、何かを変革する強いエネルギーとなった。鳥越氏もそれを当初から意図し、被害者の尊い命を無駄にしないためにも、被害者側たる父親に立ちあがる勇気を求めたのである。
もうひとつ。
無責任な週刊誌記事、ジャーナリストとは名ばかりの人間に対しては、はっきりとそれらを拒否する自由をいかなさいといけないのだと思う。ジャーナリズムは取材の上に成り立ち得る。そう考えると、日中、テレビの同じ所に座って根拠のない話をしている人間がジャーナリスト
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22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 Amazon Customer 投稿日 2000/12/24
形式: 単行本
ザ・スクープで取り上げられた、桶川女子学生ストーカー事件についての取材記録。 文字通り様々な社会の問題点を提示しつづけてきたこの番組でキャスターをつとめる鳥越さん のジャーナリズム精神を読みとることができます。
警察に必死に助けを求めていたにも関わらず、愛娘をストーカーに殺害され、さらにマスコミによって
被害者の名誉を著しく傷つけられたご両親のお気持ちは、察するに余りあります。 その中で真実を追究することで被害者の名誉を回復し、さらに警察の不手際を追求し、 「ストーカー規制法」の制定まで持っていったところにジャーナリズムの本来の姿を見るような思いがしました。
しかし、時としていい加減な情報を伝えてしまい、マスメディアに踊らされた社会全体が加害者となってしまうところに 現在の社会の怖さがあります。
被害者が仲良くしていた娘さんから報道に携わる人たちへ 「みんなに情報を伝えることの責任についてよく考えてほしい」 というメッセージがありますが、
また、情報を受け取る私たちも、ニュースや新聞・雑誌に書かれていることを鵜呑みにせず、自分で かんがえて行動しないと、知らないうちに加害者となる危険性があるということを強く感じさせられました。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 hegelian 投稿日 2001/3/29
形式: 単行本
私は去年の6月まで、この事件の被害者と同じように桶川駅を利用する上尾市民だったので、この事件には特別な関心を持っていました。
私が思うにこの著作の評価すべきは2つあります。まずはワイドショーのコメンテーターの発言がいかに無責任かということです。このことについては一般的に言われてはいますが、テリー伊藤や有田芳生の具体的な発言も載っており、それがどう実際と違うかが明らかにされている。彼らは一面において優秀なのだろうが、いかに人間の感覚的確信が頼りないものかということを示している。
もう一つは上尾警察の無責任ぶりである。我々は警察が守ってくれるからこそ、税金を払ったうえ、私的な暴力を振るうことを制限されている。しかしそのための警察が何もしなかったらどうなるか、ということの恐怖をまざまざと見せつけてくれる。そもそもストーカーのような変質者に困らされている人がいたら、助けよう、守ろうという気持ちが起きるのが、普通の人間である。そのような人間性がない人たちが、市民の警護者となっている。これではやったもの勝ちとなってしまう。このような事実を暴いている。
もしも文句をつけるとすれば、「著者」とは別のライターが執筆しているため、身内に対する「客観的な」賞賛が多少鼻につくことだろうか。
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