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桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫)
 
 

桜色のハーフコート―杉原爽香、三十四歳の秋 (光文社文庫) [文庫]

赤川 次郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 580 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

爽香は無断欠勤している部下・宮本の自宅を訪ねた。玄関の前に立つと、娘の怜が飛び出して駆けていった。人気のない自宅に上がると、宮本の死体が―。怜と同様に、宮本の妻・正美も事情を明かさずに行方をくらます。母娘の不可思議な行動の裏側に、複雑な家庭事情があると、爽香は敏感に感じとって…。読者とともに登場人物が年齢を重ねる人気シリーズ第20弾。文庫オリジナル、長編青春ミステリー。

登録情報

  • 文庫: 309ページ
  • 出版社: 光文社 (2007/9/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334743161
  • ISBN-13: 978-4334743161
  • 発売日: 2007/9/6
  • 商品の寸法: 15 x 10.7 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 135,928位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By as-K
形式:文庫
シリーズ第20作
毎年1回9月に刊行される杉原爽香シリーズの待望の最新作です。
本シリーズは、現実の時間の流れに対応して、1年に1歳ずつ登場人物も成長していくという異色の作品です。つまり、第1作では、15歳だったわけです。

本作は、ヒロイン「爽香」が無断欠勤している部下の「宮本」を訪ね、爽香の中学時代の恩師「布子」が勤務する中学校の女子学生「怜」が関わる事件から物語がはじまります。その後、怜が出会ったある不思議なホームレスの男性とのかかわりを通し、物語は進んでいきます。

本作も今までの作品同様スピード感があり、とても読みやすいです。ですが、だからといって軽々しくなく、なかなか密度の濃い作品です。

読み終わった後に、「桜色のハーフコート」というタイトルにこめた作者の思いを感じました。今までの作品の中で、もっとも深いタイトルだと思います。

自分自身や周りの人々の様々な苦労を背負いながらも、凛としているヒロイン爽香の生き様は、本当にかっこよく、見習いたいものです。

なお、5点でなく、4点にしたのは、物語終盤のある記述で少し疑問な部分があったためです。

明記はされていませんでしたが、次回作もありそうな雰囲気なので、また1年後を楽しみに待ちたいと思います。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
苦労人 2007/9/12
形式:文庫
毎年1冊出版され,それとともに年月も1年過ぎていく。
本の登場人物と読者が同じ時間の流れで生きている。そこが最大の魅力です。

爽香は34歳になりました。
並行して進む2つの事件。それに爽香がどう関わっていくのかが見所です。

近年の事件は,爽香自身が事件の関係者というよりも,爽香の周りの人間が起こした事件について
爽香が解決を導いている内容になっています。
そのためか,爽香の苦労人ぶりが印象に残ります。
爽香が事件に巻き込まれ苦しむのはイヤなのですが,その出来事を通して成長していく爽香をみたいなと思います。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫
毎年9月のこの時期に刊行されるこのシリーズも、ついに20冊目になりました。毎年1歳づつ年をとってゆく主人公もついに34歳。
もう莢香も女の子ではありません。立派な女性です。ですから、彼女の役割も少しづつ変わってきたのでしょう。莢香は、相変わらず多くの人の相談に乗り、頼りにされています。そのために、彼女の携帯電話は鳴りっぱなしです。
そのせいなのかどうか解りませんが、彼女が直接動いて危険に立ち向かうということは、この本でも言葉の上では出てきますが、実際にはそういう場面は出てきません。その代わり、彼女の周りには多くの仲間が集まってきます。そして、みんなの力で事件を解決して行きます。
顔なじみの人たちもちょっとだけ出ていたりして、懐かしく思えたりします。
20年。いろんなことがありましたが、莢香は着実に成長しています。その姿が見られるだけでも、この1年間待った甲斐がありました。
今回は、内容的にも充実しています。
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