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桜田門外ノ変〈下〉 (新潮文庫)
 
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桜田門外ノ変〈下〉 (新潮文庫) [文庫]

吉村 昭
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 620 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

水戸の下級藩士の家に生まれた関鉄之介は、水戸学の薫陶を受け尊王攘夷思想にめざめた。時あたかも日米通商条約締結等をめぐって幕府に対立する水戸藩と尊王の志士に、幕府は苛烈な処分を加えた。鉄之介ら水戸・薩摩の脱藩士18人はあい謀って、桜田門外に井伊直弼をたおす。が、大老暗殺に呼応して薩摩藩が兵を進め朝廷を守護する計画は頓挫し、鉄之介は潜行逃亡の日々を重ねる…。

登録情報

  • 文庫: 409ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1995/03)
  • ISBN-10: 4101117349
  • ISBN-13: 978-4101117348
  • 発売日: 1995/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
上下巻で計700ページほどの傑作小説だった。
普通はタイトルから考えても桜田門外で井伊大老を討ち果たして
ジ・エンドであろう。
しかし、ここではその後の、事件首謀者の行動がしっかり書かれていて
読み応えのあるものだった。
筆者による「あとがき」もまた、一読に値するものだろう。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 麒麟児 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
下巻は、桜田門外の変そのもの(襲撃シーン)と実行指図役を務めた主人公関鉄之介の事後の逃亡と捕縛を描く。襲撃時の描写は臨場感に溢れ、逃亡劇は傑作『長英逃亡』を著した著者の手になるだけあって緊迫感に満ち、全編を通じ読者は関の傍らで事を見聞しているかの如き錯覚さえ覚えるのではなかろうか。それにしても、本書を読んで、1824年の藩領大津浜における異国人上陸事件などを契機として燃え盛った水戸藩における海防論ひいては尊王攘夷論が尊王倒幕論に転化していくにあたりこの変が果たした役割が実に巨大なものであったこと、そしてそれは正に「歴史的転轍点」と称するに相応しい事件であったことが実感を伴って理解できた(藤田省三の云う「処士横議」の世界)。なお、挿話的ではあるが巻末に描かれた後藤哲之介の姿(351頁)は、ディケンズの『二都物語』におけるシドニー・カートンの姿と重なり合うもの。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:文庫
 ついに志士たちは桜田門外で井伊大老襲撃を実行する。その描写は緊迫感とリアリティにあふれている。人斬りが実際に限られていた幕末とあってはそのような実態であったのだろう。
 その後ばらばらに散る志士達のその後が淡々と、しかし精緻に描かれる。そしてその後幕府の政変は加速度を増し、明治維新へと突き進んでいく。
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