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桜島,日の果て 改版 (新潮文庫 う 3-1)
 
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桜島,日の果て 改版 (新潮文庫 う 3-1) [文庫]

梅崎 春生
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登録情報

  • 文庫: 308ページ
  • 出版社: 新潮社; 35刷改版 (2008/07)
  • ISBN-10: 4101066019
  • ISBN-13: 978-4101066011
  • 発売日: 2008/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 331,738位 (本のベストセラーを見る)
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By まる・ち トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
 戦争は人間を極限に追い込む、戦地に赴いた経験がなくてもそれぐらいは分かる。しかし頭で分かっていることと、身体で経験したことはまったく違う。この作品を読んでいると改めてそう感じる。
 彼の戦記物の主人公は、戦闘のまっただ中にいるわけではない。しかし死は常に隣り合わせに感じられる環境だ。そんな緊張と諦観に支配された日常で、周囲に頽廃していく戦友たちを見ながら、正気を失わずに踏みとどまっている。彼がそうできる理由はどこにあるのだろうかと考えると、それは主人公(作者)が持っている尊厳とか矜持なのではないかと思える。生き延びたいという気持ちとは別に、誰に指摘されるからでもなく、大切にすべきものがある。かれはそう訴えているように思えた。それは舞台が戦後になった作品でも変わることはなかった。
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