平安もの、というのでどうなんだろうと思い読んでみましたが、内容は正直面白くなかったです。
まず、キャラの心理描写不足。
妖古という化け物相手に「恐い」や「戦ったら死ぬかもしれない」などの感情は一切なく、倒したら「ごめんあそばせ!(笑顔)」…。
それまで戦いとは無縁だった桜姫が化け物を次々と倒す、というのも御都合展開としか思えません。
青葉に対してもたった数ページで心変わり。早すぎます。
そんな軽い心理描写で、キャラの性格が固まってない状態で急展開につぐ急展開…ついていけません。
あとこれは、今まで種村作品を読んだから言えることなんですが、また桜姫は皆から愛される存在になっててウンザリ。
どんなことしようと結局皆桜姫が好きなの、というのが見え見え。裏切ったはずのキャラでさえ本当は桜姫が好き、大事だと思ってる仕草をします。
絵に関しても、線がカクカクしており、柔らかい絵を求めてる方には合わない絵柄です。
本当は星一つですが、今後の展開を期待して二つにしました。