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桜の雑学事典
 
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桜の雑学事典 [単行本(ソフトカバー)]

井筒 清次
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

*日本文化の聖華──
 吉野山こずゑの花をみし日より心は身にもそはずなりにき
 (西行)
 さまざまのことおもひだす桜かな
 (芭蕉)
 清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢う人みなうつくしき
 (晶子)

花の咲くのを待ちこがれ、そのさまを愛で、散るのを惜しみ、詩歌に詠み、文学
にまで昇華するような文化は日本特有で、それは古代から日本人のDNAとなっ
て受け継がれてきています。記紀、万葉、古今集、西行、芭蕉をはじめ、その文
学的遺産は膨大です。

*極めて多種、有用な、類いまれなる植物──
日本には、ヤマザクラ、エドヒガン、オオシマザクラ、マメザクラなど、10種の
野生種と、自然的・人為的交配による栽培品種が、ソメイヨシノをはじめ300種
といわれるほどあります。春夏秋冬、これらの花が日本のどこかで咲いていま
す。また、街路樹、公園木、庭木として植栽されるほか、器具材、造船材、版
木、漆器、曲げ物、そして桜餅、桜湯、桜桃まで、木、葉、花、実すべてがきわ
めて有用という類いまれなる植物でもあります。

*多面的知識をひとまとめ──
桜を題材にした本もまた膨大ですが、本書は桜ファンのために、桜にまつわる植
物学、文学、歴史、名所・名木ガイド、等々、多面的にその知識を整理し、桜の
すべてを理解するための情報をひとまとめにした画期的な桜学入門!

内容(「BOOK」データベースより)

花の咲くのを待ちこがれ、そのさまを愛で、散るのを惜しむ。桜を愛するDNAは古代より日本人に受け継がれてきた―。「桜の名所100選」はじめ、日本全国の名所、一本桜を紹介。詳細な「桜の日本史年表」も。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 253ページ
  • 出版社: 日本実業出版社 (2007/3/8)
  • ISBN-10: 4534042019
  • ISBN-13: 978-4534042019
  • 発売日: 2007/3/8
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)
 本書のタイトル、謙虚な命名かもしれないが、「雑学辞典」は口惜しい。桜に関する情報が多様で、それを雑学とするのもいいが、全体に漂っていのは、文学的で香気である。至る所に紹介されている「桜」に関する古典・文学作品・詩歌が快い。
 古くは万葉の歌に詠まれている桜。「世の中にたえて桜のなかりせば」古今集。王朝時代の桜。「願はくは花の下にて春死なむ」の西行。「花は盛りに、月は隈なきをのみ」平家物語。「敷島の大和心」本居宣長。清水へ祇園をよぎる桜月」与謝野晶子。「桜の樹の下には屍体が埋まってゐる!」梶井基次郎。「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」世阿弥。その他、枚挙に暇がない。
 これだけ多くの先人が桜を題材に詩歌など文学作品に形象化して、後の世の人に文化遺産を遺している。すばらしいことである。桜という日本を象徴する花。幾世経ても人々に愛賞される花。花時は春先のわずかな時季にすぎないが、永遠を感じさせる。「雑学辞典」として取り扱うべきものではないという気がする。それほど、本書の内容が文学的薫り高いと言いたかったのである。
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