少し前に文庫で出ていた「三四郎はそれから門を出た」と違って、煩悩妄想ワールド炸裂のエッセイです。
うん。やはりこちらの方が三浦しをんさんらしいです。BLが好きで、マッチョな男のふくらはぎが好きで、でもビジュアル系なバクチクが好きで、万年家でゴロゴロライフを満喫していたしをんさんが本書ではいよいよ一人暮らしを始めます。洗濯物がたまったら実家にもって帰り、ごはんが食べたくなると実家に歩いていける距離という、果たして一人暮らしをする意味があったのだろうかという気がしないでもないようなお引っ越しですが、これが今後のしをんさんワールドにどんな変化をもたらすのか、まったくもたらさないのか楽しみです。
しかし、、、、しをんさんみたいな生粋の腐女子の方は、東京都の例のマンガ縛りの数々の条例などの余波を直撃で受けそうだけれど、凹んでいるのかなぁ。憲法に認められた「表現の自由」云々まで持ち出す気はありませんが、だいたいにおいて女の子の三分の一くらいは昔々の時代からそっち関係の小説やらマンガやらが好きなのは変わりないし、そういうのを読んだからといって性犯罪に走るわけでは勿論のことないんだから、それくらいいいんじゃないのかなぁと思います。
あ、表紙はこちらは文庫版です。ハードカバー版の方がより乙女ちっくで、内容とのギャップが激しいです。