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1まずは60作品のあらすじがわかります。
サゲの意味がわからなかったり、内容で難しかったところが
この本のおかげで、楽しめるようになりました。
落語? それ何? 難しそう。
みたいな感じだった私が、すっかり落語好きに。
2次に枝雀さんのプロ意識を堪能します。
そんな部分に気を配っていたのか! とか。
そう演じるから、この噺は面白くなるのか! とか。
だんだん落語に前のめりになっていきます。
3最後に枝雀さんの人柄に心を動かされ始めます。
父親への想いや、師匠(米朝さん)とのエピソード。
周囲の人々との関わりあい方に驚いたり、共感したり。
おもろい落語のお地蔵さんみたいな人、から
とても魅力のある人物に思えてきます。
マニアは『枝雀落語大全』を見聞きしながら読むと
面白さは2倍に、そして悲しみも2倍になってしまいます。要注意。
限られた文字数の中に盛り込まれた60(61?)のネタの妙味、枝雀の解釈、背景にある関連のお話等注意深く読めば、単なるエッセイとは明らかに違い、といって決してこだわり本でもなく、さりげない文章から枝雀の落語に対するあくなき探求心、真摯な人柄が十分偲ばれると思うのは贔屓のしすぎ?
その超がつくほどのまじめさが、文中で「長生きしたい」と強く思っていた枝雀を追い詰めたのかも・・・
もうライブが聴けないから1点減点、でも、ファンはいつまでもファンです。 合掌
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