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格付けはなぜ下がるのか?―大倒産時代の信用リスク入門
 
 
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格付けはなぜ下がるのか?―大倒産時代の信用リスク入門 [単行本]

松田 千恵子
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

「信用リスクから会社を守り、マーケットに信頼される企業になるための指針」について力説した、企業経営層や財務・会計担当者に読んでもらいたい、信用リスクと格付けの基本書。
いま、銀行が企業向け貸出姿勢を変えようとしている。企業の信用リスクに応じて貸出金利が異なり、ほとんどの企業の支払い金利が上がる。もし、銀行が貸してくれないとなれば、資金繰りが危うくなる。既に売れる資産は手放し、事業の急な拡大も望めない。残る手立ては、マーケットの信用を勝ち取って資金調達するしかない。本書は、こうした状況を乗り切る原則を示す。
一般企業にとって、「信用リスク」は加速度的に重要性を増してきている。将来、信用リスクで泣かないためにも、自らのリスクをいかに減らすかが重要な経営課題となった。信用リスクとは何か、格付け会社は企業の何を見ているのか、効果的なインベスター・リレーション戦略をどう立てるかなど、環境変化に対応できる、これからの経営者に求められる指針を提言します。

著者からのコメント

著者 松田千恵子, 2002/05/24
あなたの会社の財務は大丈夫ですか?
事業と財務は車の両輪です。財務のことを考えなくても銀行に頼っていれば済んだ時代は終わり、事業と財務のバランスを上手に取ることが企業にとって何よりも重要になってきています。この本は、この重要な課題を企業がどうしたらスムーズに解決していくことができるか、を「格付け」や「IR」「事業戦略」などの事例を引きながら分かりやすく書いた企業への応援本です。ご意見、ご感想などお待ちしております。

登録情報

  • 単行本: 262ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2002/05)
  • ISBN-10: 4822242846
  • ISBN-13: 978-4822242848
  • 発売日: 2002/05
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 82,031位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By h.yamagata 殿堂入りレビュアー
形式:単行本
格付けと、そのベースになっている債券の仕組み、及びリスクとその取引について、読みやすくとても要領よくまとめられている。日本の財務相がかみついてみたり、格付け機関について疑問視する声もきかれるけれど、本書はそのプロセスや、審査のポイントについてうまく説明しているし、ある程度数字の裏付けも入れてあって、通り一遍の説明に終わっていない。

後半に入ると、具体的に格付けを必要以上に悪くしないためにはどうするか、ということで、まずIR(投資家への情報開示だと思えばいい)をきちんと上手にやれという話と、そして財務をもっときちんと考えるようにしろ(ただし数字いじりだけに終わるな)という、常識的ではあれ、うなずける議論。

知っている人は、まあ一通り知っている話だし、目新しい発見や提案はないけれど、もともとそういう目的の本じゃない。格付けってのがよくわからない人、格付けが金科玉条のごとき絶対の尺度だと思っている人は、読んでおくと決して損はしないでしょう。

このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
近年の日本で信用リスクが重視されるようになった経緯と「格付け」に関する実情を分析し、資本コスト低下のための信用リスクの低減の重要性を説いています。

分析や主張自体に際立った目新しさはありませんが、戦後日本経済の中での信用リスクに対する企業や銀行の考え方の変遷は非常にまとまっておりますし、格付けの評価の中で定量データの占める割合が3割程度という記述に驚く方もいるかもしれませんが、とかく株主偏重になりがちなIR活動をデット・ファイナンスの為にも展開する必要性を強調する点は、企業財務を考える上で大いに参考になると思います。ファイナンス担当者は必読です。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
各論の掘り下げ度は基本レベルだが、非常に良くまとまっている。ファイナンス初心者が「信用リスク(資本コスト)とは何だろう」を学ぶのに程よい一冊目であるばかりでなく、金融の第一線で働く方々もいまいちど経営・企業価値・資本コスト・IRを結びつけて振り返るのに丁度いい本。

戦時体制から今日に至るまでの資本経済史を振り返りながら、日本企業経営者が抱く資本コスト意識を再考。資本市場の発達(資本提供者や資本調達手段の多様化)と企業価値意識の向上を背景に、なぜ資本コスト意識やIRが重要なのかを説く。株主(株式アナリスト)と債権者(格付けアナリスト)の視点の違いを確認した上で、有効なIRの在り方を提案する。とまぁ、一つ一つには新たな要素はないが、終始解りやすい表現と説明で一本筋が通っており、改めて勉強になった一冊だった。

タイトルから想像しかねない「格付けの構造を徹底公開!」という内容ではないので、ここを深堀りしたい人は避けた方がいい。格付けという切り口から、経営者の財務リテラシー向上を訴える、そんな本。
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