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核時計零時1分前―キューバ危機13日間のカウントダウン
 
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核時計零時1分前―キューバ危機13日間のカウントダウン [単行本]

マイケル ドブズ , Michael Dobbs , 布施 由紀子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,255 通常配送無料 詳細
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核時計零時1分前―キューバ危機13日間のカウントダウン + Thirteen Days: A Memoir of the Cuban Missile Crisis
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

1962年10月16日。ケネディ大統領のもとに、とんでもないニュースがもたらされた。カストロ政権下キューバの領土内に、ソ連軍によるミサイル発射基地が建設中、アメリカ本土を射程とした核ミサイルが配備されているというのだ!息詰まるような緊張のなか、事態は二転三転し、思いもよらない危険な事件が次々と起きてしまう…。人類は、核戦争を回避することができるのだろうか?10月27日の「暗黒の土曜日」をクライマックスとする緊迫の13日間が、さまざまに視点をかえ、分刻みで再現される。冷戦終結後20年をへて、新たに発見された原資料や米ソ両国の当事者へのインタビューをもとに、気鋭のジャーナリストが描きだすノンストップ・ドキュメンタリー。

出版社からのコメント

1962年10月、キューバを偵察中の米軍機が撮影した3枚の写真。
そこに写っていたのは、ソ連軍によって建設された、あるはずのない
ミサイル発射基地だった!
ケネディ、フルシチョフ、カストロ、三者のせめぎあいの背後で、
危険なゲームが進行する。同時多発的に起こる惨事を前に、
軍や政府関係者は一刻を争う決断を迫られた。
国家の威信を守るべきか、人命を尊重するべきか----

未公開資料と当事者へのインタビューをもとに、
圧倒的スケールとリアリティで再現する20世紀最大の事件。
『24』を超えたノンストップ・ドキュメンタリー


登録情報

  • 単行本: 669ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2010/01)
  • ISBN-10: 4140814136
  • ISBN-13: 978-4140814130
  • 発売日: 2010/01
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 4.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 本文587ページ、あとがき&謝辞でプラス30ページ、注釈と索引で40ページ、更に未公開物を
含む写真が20ページ……と重量級の一冊。

 しかし、それに見合ったものを提供してくれる一冊でもあります。キューバ危機の通説
(例:10/24に米軍艦艇とソ連艦艇がカリブ海でにらみ合っていた、という話。資料を紐解いて
いくと、実際には起きていなかった)を、著者自身が情報公開を請求し今回明らかになった
事実や、また当事者へのインタビューを元に、それが事実でなかったことを証明しています。

・フルシチョフは当初から10/23時点で、アメリカと事を構える気はなかった。
・ケネディもその気は無かったが、かと言ってどう対応するかにも悩んでいた。
・そうこうする内に、情報の伝達が遅れた為(酷い時には半日遅れていた)、双方相手の意図が
 読めなくなった。
・その為、何も出来ず。それがまた、次の予定外の事態を引き起こしてしまう、という悪循環に。
・米軍とソ連軍の詳細な動き。
・ケネディとフルシチョフは核戦争を避けた方が、カストロは国より尊厳を優先していたので
 何かあれば発射することをフルシチョフに求めた。
・何も出来ない間に起きた、やっかいなことの詳細。
 (U2偵察機がキューバ上空で撃墜され、また同じころにソ連領空へ侵入していた)
・ケネディとフルシチョフがどうやってこの事態を手仕舞ったのか?
 (結果的にアメリカはトルコと言うカード、ソ連はキューバと言うカードを切った形に)

 ……といったことを時系列順に構成。且つ、それぞれの立場で成したこと、成さなかった
ことを描いた、言わば人間ドラマとして編み上げています。

 表題の通り、第2次世界大戦後、世界が核戦争に最も近づいたとき、当事者間では何が起きて
いたのか?を知ることが出来る一冊です。興味がある方の期待は裏切らないと思います。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 オムニバス的にキューバ、ホワイトハウス、ソ連や周辺において起こる軍事的状況を、『24』さながらに日付・時間で章立てて、しかも今まで明らかにされなかったり、間違って書かれてきた事柄を、緻密な取材によって修正した、初めて全体的に書かれた書。

 1962年10月27日のブラックサタデーに起こった、米U2機の誤飛行によるソ連領空侵犯事件をはじめとして、今になって初めて書かれるエピソードは、興味深いが、研究書のように堅苦しい読み物とはなっておらず、小説仕立てになっているのもあって、上等な読み物としても楽しめる。

 しかしボリュームには苦戦した。

 結果的にJFKが勝者となり、フルシチョフにも切られた形のカストロが1番の敗者となるのだが、戦争が、自己管理や自制の必要性を知る国の指導者(ビッグマン)でなく、不安やプライドに振り回される配下の者(リトルマン)によって引き起こされるとの、ジャクリーンがJFK死後にフルシチョフに送った私信を、読後に読者は噛みしめる事になろう。
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