統計的にデータを分析しているようなので買ってみた。
確かに本人はそれなりに熱心に分析をして解説しているが、
冷静に読んでいると論理矛盾にぶち当たる。
サヤのチャートにボリンジャーバンドを用いていて
(このアイデア自体は目新しくも何ともない)、それなりに
使えそうのようだが、ちょっと疑問が残った。
ボリンジャーの場合、結局もちあいでは逆張りが有効で、トレンドなら
順張りが有効で、それは後になって見ないとわからない(当たり前だ)。
著者は本の前半で、サヤが正規分布するかのように書いているが、
もし正規分布に近い動きをするなら、ボリンジャーバンドの逆張りの
仕掛けがもっと有効なはずだ。
ただ、サヤに統計的なアプローチをするという点では大いに参考になる。
他の方のレビューでは厳しい批判も多いが、参考になる点は多々あり、
一読する価値は大いにある。