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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
丘の上の1本の柿の木が語るもの,
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レビュー対象商品: 柿の木 (単行本)
よい本に出会ったときの豊かな気持ちを、久しぶりに味わった1冊である。長い風雪を耐え、なおも凛として立つ丘の上の1本の柿の木。その春夏秋冬の姿を、ただひたすら同じアングルで撮り続けた。それだけの写真集である。 しかし、どんなに饒舌な文章で飾られた書物よりも、ここにある写真の1枚1枚が語るメッセージは、静かに、しかも強く、読み手の心の奥底まで染み込んでくるのだ。添えられた短い文章は、写真自身が持つ「視覚言語」と読み手の心をつなぐ糸。手繰りよせれば、私たちは、街を見下ろし、キツネを遊ばせ、雪を積もらせる柿の木自身になる。 人が自然の中で生かされているということを、しみじみと思い馳せる。そんな素晴らしい写真集を、みなさんにもぜひ開いてもらいたい。
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5つ星のうち 5.0
木が語る、木に語る,
By 散歩道プロジェクト (千葉県市原市瀬又) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 柿の木 (単行本)
この本は2年間にわたり、一本の柿の木を写しつづけた記録である。一本の柿の木。その柿の木の静かな生命のいとなみ。日々うつりかわる天候。柿の木とかかわりながら生きる生き物。そして、この木の生い立ちと、長い年月にわたる人々の生活の変化とのかかわり。珍しい木でもない、樹齢数百年の巨木というわけでもない。どこにでもありそうな柿の木。しかし、気付いてみると、もはやどこにもない柿の木。柿の木は静かにそこに立って語りかけてくる。そこにじっと立ち、見つめてきた長い時の流れを柿の木とともに感じることが出来たとき、人々は忘れかけていた大切なことを思い出す。
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