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柳生薔薇剣
 
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柳生薔薇剣 [単行本]

荒山 徹
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商品の説明

内容紹介

柳生新陰流と朝鮮妖術師の対決、三代将軍家光の密やかな恋、朝鮮出兵に隠された真実など、時代小説の面白さ満載! 司馬遼太郎の透徹した歴史観と、山田風太郎の奇想天外な構想力を受け継ぐ希有な時代小説家の力作長編剣豪小説。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

故国・朝鮮との縁を切るために美貌の女性うねが、鎌倉東慶寺に駆け込んだ。朝鮮で虐げられ日本に永住を決意した朝鮮の人々を、強制帰国させるために朝鮮使節団が来日したのだ。幕府内の家光派と忠長派の対立や使節団の思惑もからみ、うね争奪をめぐって幕府は二分される。名だたる剣豪や忍者群の暗躍、朝鮮妖術師も加わり、血で血を洗う暗闘が始まった。東慶寺住持・天秀尼に特別な想いを寄せる三代将軍家光は、柳生但馬守宗矩に密かに寺の守護を命じる。宗矩は、嫡男十兵衛を凌ぐ剣客でもある実の娘・矩香を男子禁制の東慶寺に遣わすが、そこに現れた人物こそは…!?柳生新陰流と朝鮮妖術師の対決、三代将軍家光の密やかな恋、朝鮮出兵に隠された真実など、時代小説の面白さ満載の破天荒な力作伝奇長篇。

登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2005/9/15)
  • ISBN-10: 4022500557
  • ISBN-13: 978-4022500557
  • 発売日: 2005/9/15
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 773,856位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
購入したその日に、あまりの面白さに一気読みしました。
第三作「魔岩伝説」 で一般的にはブレイクし、山風はじめ五味康佑、司馬遼太郎、柴田錬三郎といった時代小説作家の遺産(今回の「薔薇」には「十兵衛暗殺剣」「柳生一族の陰謀」といった東映時代劇映画にまで目配せが及んでいるからしびれます!)の上に作品を発表している荒山徹は真の意味での時代伝奇小説の正統な後継者と言っていいでしょう。
デビュー作であることを意識して「奇想天外」ぶりをおさえた第一作「高麗秘帖」、山風忍法帖ファンが泣いて喜ぶはじけっぷりの最高傑作「魔風海峡」もいったん読み出したらやめられないとまらない面白さでした。出世作(一般的認知度を上げた)「魔岩伝説」が実は最も下位の出来なのですから、そのボルテージたるや押して知るべし。

物語上の関連性は薄いので「薔薇」から読み始めてもさしつかえはないのですが、この、「唯一の欠点は短すぎること」である傑作をより愉しむために、最近文庫化もされた傑作「十兵衛両断」を先に読んでからお読みになることを強くオススメします。荒山徹、今回も期待を裏切りません!
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 荒山世界における三大要素、「朝鮮・柳生・妖術」を

フォーマットとする作品の3作目でアリマス。

 そして、人よ、驚くなかれ。

なんと、ここに至って、遂に日本人ヒロインが登場するのであります。

今まで荒山作品におけるヒロインは全部朝鮮人(降倭含む)だった

わけですが、まあ、これは荒山先生だから、と考えればいいのか悪いのか。

 しかも、そのヒロインが柳生であるわけで、

それはどこの十兵衛ちゃんですか、と問い質したくなる向きも

あるかもしれませんが、まあ抑えて抑えて。

 とりあえず、斯様なヒロインと十兵衛の関係についても

あれこれと取り沙汰されたりするわけですが、本作品において

最も光り輝いてるのは、間違いなく僕らの宗矩くんであり、

それだけで当方の胸は一杯となり、というか、

ぶっちゃけあとはどうでもいい、とか思ったりするトコもあったり。

 なんてったって、

 (では行くがいい。そして全員死ね)

 なんて言っちゃうわけですよ。

もうたまりませんな。

 朝鮮と妖術については、まあ、ボチボチという感じですかのう。

荒山世界最強サムライ、柳生友景も出てきますし、

あと、何気に「シグルイ」「Y十M」辺りともリンクしかねない

勢いだったりするところが読者の妄想をより引き立てます。

 当方は「十兵衛両断」を読んだ後で

こちらを読んだのですが、逆の順で読んだ場合、

読者がどんな感慨を(特に十兵衛に対して)抱くのか

気になるので、好奇心の強い方は、こちらから

読まれるのも一興かと思います。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
バラ剣ではなくて、ソウビ剣。 曹美と覚えよう。
曹植さまは美しい貴公子、チィーちゃん、チィーちゃん、ハァハァハァ…。
マジで曹植さまの話題も語られます。
男同士のキスシーンはあるが、
薔薇でもジュネでもサムソンでもなくて、アドンって感じ?
柳生十兵衛の女装シーンもあるし、
腐女子の方は好きなように妄想して下さい。
男装の麗人の女剣士が主人公だが、
他作品に出てきたオスカル様とアンドレは出て来ない。
残念ながら今回は巨大怪獣は出て来ない。
朝鮮妖術師と柳生友景が出てくるのは終盤である。
怪獣やロボットや空飛ぶ円盤が
怪光線出して暴れまわるいつものパターンよりは地味である。
中盤までは普通の時代小説である。
荒山先生のことを知らずに、
普通の剣豪小説と思い込んだ人は、
ラストで異次元での妖術合戦になり、
呆然としただろうな。
ぶっとんだ荒山ワールドに馴れていると、
中盤まで地味過ぎるし、
普通の剣豪小説としては、
妖術師だからと、何の説明もなく空飛んだら呆気にとられるよな。
プロットが未熟というか、整合性に欠ける感じ。
これは妖術出さない方が良かったと思う。
普通の剣豪小説としても、
剣豪を超え兵法家として策を巡らす柳生宗矩の
描写がいいので、高評価出来ると思うのだが…。
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