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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白い,
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レビュー対象商品: 柳生忍法帖(上) 山田風太郎忍法帖(9) (講談社文庫) (文庫)
文句無く面白い。剣の達人柳生十兵衛が、夫や父を無常に殺された敵討ちの助太刀をするという話を聞くと良くある話である。敵の相手が例よって人間とは思えない技(髪の毛を自由に操れたり、動物と話ができたり)を持っているし、敵の殿様はサイコだし、とにかくハチャメチャなのである。あらすじを書くと荒唐無稽にしかならない話をグングン読む進めさせられてしまうのは、山風恐るべしというしかない。恐らく緩急の微妙な具合を心得ているからではないか、とんでもない技を使った活劇の次のページでは、歴史的な背景の記述で興奮をクールダウンさせてくれる。背景の話をしていると安心していると、いつのまにか次の活劇の世界に取り込まれているのだ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
礼はいらん。おれは面白かった。では,さらばだ!,
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レビュー対象商品: 柳生忍法帖(上) 山田風太郎忍法帖(9) (講談社文庫) (文庫)
本書は,山田風太郎作品中最高のキャラクターである柳生十兵衛三部作(「魔界転生」「柳生十兵衛死す」)の第1部です。(もちろん単独で読んでもOK) 忍法帖シリーズでありながら忍法よりも剣術が主となる作品ですが,これがべらぼうに面白いのです。 山田風太郎は,史実を上手くアレンジし,自分の小説とすることが非常に上手で,本作においてもベースは史実にあります。 藩政に興味を示さず、その貪欲な性格から金集めに熱中して重税を敷いた会津藩藩主加藤明成と 不仲になった家老堀主水が1639年一族郎党を率いて若松城から立ち去ったことを理由に,一族 共に処刑されたという史実をもとに,処刑された主水らの娘らが,柳生十兵衛の助けをかり復讐を 果たすという,波瀾万丈な物語となっています。 風太郎の描く加藤明成は,その淫虐ぶりが凄まじく,女性読者にはどぎつすぎるかも知れませんが, 命がけの復讐劇も「おれは面白かった」と笑い飛ばす柳生十兵衛の爽やかさによって読後感がとても良くなっています。 そして何よりも山田風太郎の文体が素晴らしい。 忍法帖シリーズの入門編としてもお奨めの作品です。 ただし,忍法対忍法の戦いが読みたい方は,甲賀忍法帖や忍法八犬伝などから入られるといいかも知れません。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
忍者ってだけでもう、おもしろいに決まってるじゃないですか,
By Alice (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 柳生忍法帖〈上〉 (単行本)
「忍者」に対する見方が変わります。人間であるのに人間のものではない術を使う。 しかもその現実離れした術から逆算するに、忍者に生まれついた時から想像を絶する苦労、まさに死と紙一重で会得したであろう忍術。 忍者は生まれた時からその一生を術のためだけに生きてきたと言っていい。 その術を使う瞬間以外はずっと潜んで常に歴史の陰で術を磨いている。 相当な忍耐力だろう。 だから忍法を使う瞬間が異様に輝く。この時のために生きてきたようなものだから。 そして使う瞬間はどちらかが死ぬ時に等しい。 究極まで磨き上げた術もお互いの勝負ではどちらかが生き残り、どちらかは死ぬ。 こいうった忍者の生き方だけでももう充分にロマンだし興味を惹かれる。 もちろん山田風太郎の作品の楽しさは、忍者だけではなく、(むしろ忍者は私の個人的好みというだけで) 歴史、戦術、ファンタジーとそれぞれの分野の小説を読んでいるかのような深みもある。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
すごい!
山田風太郎さんの作品を読むのは初めてだったけど、 久々に「読まずにはいられない」という作品に出会えました!... 続きを読む
投稿日: 2002/9/21 投稿者: ゆう
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