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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
十兵衛三部作,
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レビュー対象商品: 柳生十兵衛死す〈上〉 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ) (文庫)
作者が忍法帳モノを書くことを終え、明治モノ、室町モノへと着手していく中、 唯一十兵衛モノで忍法帳を書いてみたいと思っていた作品。 それが『柳生十兵衛死す』です。 『魔界転生』『柳生忍法帳』の後、相当のブランクを経て、 この作品が生まれました。 この作品でもって三部作とし、十兵衛モノを完結させたいと 思っていた作者が、70歳を越えてようやくの発表できた作品。 山田風太郎氏の執念が垣間見れられます。 確かに忍法帳全盛期と比べれば、エロスが足りなかったり、 どこかしら淡白な印象もあることにはあるのですが、 能を通じて室町時代と江戸時代を時間移動するという発想は やはり常人ではなかなか思いつきません。 最後はしっかりと、 十兵衛三部作を見事に締めくくった終わり方をします。 『魔界転生』『柳生忍法帳』を読まれた方は、 是非読んでもらいたい作品です。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
能の舞台はタイムマシン,
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レビュー対象商品: 柳生十兵衛死す〈上〉 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ) (文庫)
能の舞台は(現在能)と(夢幻能)に大別されるが、(夢幻能)はたいてい雲水など僧形の者の元へ、死霊が現れ その由来や、今の世に残した未練を語るという構造である。 物語の魔術師、山田風太郎はその(夢幻能)にタイムマシンを見た。 柳生十兵衛は、寛永の時代から室町へ跳んだ。 山田風太郎の小説はそこに描かれる色恋の量が、適量である。 しかも色恋をエンターテインメントを筆力を持っている。 凡百の作家は見習うべきである。
5 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
物足りない,
By アマゾン銃兵衛 (千葉) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 柳生十兵衛死す〈上〉 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ) (文庫)
他の風太郎作品(忍法帖など)に比べてなにか足りない。妖しまでの匂い立つようなエロティシズムであると思う。
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