最近読んだ本の中では、かなりお薦めです。
なぜか?
ドラッカー入門書は、巷にあふれています。また、
ドラッカーの経営書、思想書は、仏典のようなもので、その
言葉の含蓄を読書で体感するのは、非常に難しい(と思います)。
一方、ユニクロ、柳井氏の思想、ユニクロの歴史、経営書も
これまた巷にあふれているけれども、観方によっては、一企業の
裏の苦労話ととれなくもない。
しかし、この二つが融合し、しかも、実務経営者の解釈注釈つきの
ドラッカーの経営論、思想入門である本書は、その相乗効果を遺憾なく
発揮し、読者に、経営思想と経営者の決断と、深い思索の過程を知らしめて
くれる。
なのに、この低価格。こんなにお得で、内容がつまったビジネス本は
最近そんなにあるものでなないのでは?
「にくい」のは、ほとんどがユニクロや柳井氏の話なのに、ポイント、
ポイントで、その経営判断や戦略、柳井氏が考えていることを、ドラッカー
の思考、思想で言うと、こういうことになる、と引用している構成を
とっているところ。これでは、頭から最後まで目が離せない。うまいつくり。
本書を読むと、NHKで放送された「仕事学のすすめ」を観たくなる。再放送を望む。